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円山町(まるやまちょう)は、かって北海道札幌郡に存在した町であり、現在の札幌市中央区・南区・西区の一部地域に該当する。ここでは、前身の藻岩村および同村の母体の一つとなった円山村についても言及する。 == 歴史 == *1870年 - 石狩川支流琴似川上流の円山山麓に酒田県(山形県)の農民30戸・90人が入植し、「庚午三ノ村」が成立。 *1871年 - 円山村と改称。札幌神社(現北海道神宮)創建。 *1880年 - 山鼻村及び円山村の戸長役場が山鼻村の戸長宅に置かれ、山鼻小学校校内を経て、90年に独立庁舎が新築される。 *1880年 - 開拓使により養樹園(現在の円山公園の前身)が設置される。 *1893年 - この頃から付近の農家による「朝市」が始まる。 *1906年2月 - 山鼻村と円山村が合併し、藻岩村となる。 *1906年4月1日 - 北海道二級町村制の施行。 *1910年2月 - 大字山鼻村の一部が札幌区に編入、札幌区字山鼻町となる(1925年に南3条~南30条となる範囲。南14条までは西19丁目、南15条 - 南24条は西15丁目、南25条~南30条は西12丁目が境界となる)。役場を当村(現在の南1条西24丁目)に移転する。 *1913年 - 上田万平により、円山に登山道が作られる。 *1938年6月1日 - 一級町村制、円山町となる。同年2大字を廃止、円山村は字円山、山鼻村は山鼻、八垂別、白川の3字に再編。 *1941年4月1日 - 札幌市へ編入。同年、町内の4字が以下のように再編される。 *円山 → 円山、円山南町(※1)、滝ノ沢(※2)、宮ヶ丘、円山北町、大通(西20 - 28丁目)、南1条 - 南6条(西20丁目以西)、北1条 - 北4条(西22丁目以西) *山鼻 → 伏見町、山元町(※3)、円山南町、藻岩山、藻岩下 *八垂別 → 藻岩山、川沿町、北ノ沢、中ノ沢、南沢、砥石山、硬石山 *白川 → 白川、硬石山 *:※1 - 1950年に南6条の一部と南7条 - 南12条の西20丁目以西、旭ヶ丘となる。 *:※2 - 1950年に一部が界川町と双子山町、1953年に残りが円山西町となる。 *:※3 - 現在の伏見の一部、南17条 - 南24条の西16丁目以西、南25条 - 南28丁目の西13丁目以西、南29条 - 南30条の一部など。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「円山町 (北海道)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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