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円筒土器文化圏(えんとうどきぶんかけん)とは、縄文時代前期から中期にかけてつくられた円筒土器を特徴とする文化圏である。 == 円筒土器 == 円筒土器は、その名の通り、円筒状(バケツ状)のシンプルなかたちをした土器で、東北地方北半部から北海道南西部にかけてをおもな分布域とし、前期の円筒下層式土器、中期の円筒上層式に区分されるが、さらに前者は円筒下層式a型・b型・c型・d型、後者は円筒上層式a型・b型・c型・d型・e型に細分される。 なお、縄文時代中期後半の円筒土器文化圏においては、東北地方北部で大木(だいぎ)8式-10式の土器が出土することが多い。つまり、大木式土器は縄文時代前期から中期中葉までは東北地方南部を分布域とすることから、中期後半に入ってその北側に分布域を広げるものの、北海道にはおよばないということである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「円筒土器文化圏」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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