|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 円 : [まる, えん] 【名詞】 1. (1) Yen 2. money 3. (2) circle ・ 経 : [けい, たていと] (n) (weaving) warp
『円覚経』(えんがくきょう)、正式名称『大方広円覚修多羅了義経』(Mahāvaipulya pūrṇabuddhasūtra prassanārtha sūtra, だいほうこうえんがくしゅたらりょうぎぎょう)は、唐の仏陀多羅訳とされる。1巻。見《佛書解說大辭典》第一卷281頁。 仏教の中国で撰述された経典(疑経または偽経)の一つで、「大円覚心」を得るための方法を説く。 == 沿革 == 7世紀末より8世紀初めにかけての成立であると考えられているが、初期の禅宗の灯史である『伝法宝紀』(でんほうぼうき、713年)に早くも引用されている。その後、圭峰宗密(780年 - 841年)により大々的に喧伝され、また所依とされるようになった。 さらに後世、同じく中国撰述経典である『楞厳経』(りょうごんきょう、具名『大仏頂如来密印修証了義諸菩薩万行首楞厳経』)と共に「教禅一致」を説く経典と見なされ、宋・元・明と時代が下がるに従って重視されるようになった。なお、道元は「教禅一致」に批判的な立場で、この二経の価値を全く否定したということが知られる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「円覚経」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|