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『冒険野郎マクガイバー』(ぼうけんやろうマクガイバー、MacGyver)は、1985年9月から1992年5月にかけてアメリカで全7シーズン(全139話)が放送されたパラマウント製作のアクション/アドベンチャードラマである。 日本での最初のテレビ放送は1988年にTBS系映画放送枠にて、厳選された2エピソードが放送され、その後も数か月おきに2エピソードずつ数回に渡り放送された。映画枠以外では1クール放送するはずだったドラマがシーズン途中で打ち切られ、その穴埋めに数話のエピソードが放映された。残りのエピソードは1991年7月からTBS深夜枠(その他系列局)にて放映された。その他CS局ではスーパーチャンネル(現:スーパー!ドラマTV)で放送され、2015年9月17日からFOXクラシック 名作ドラマでシーズン1が放送される。 == 概略 == 「フェニックス財団」のトップエージェントであるマクガイバーが陥った危機を手近な材料と豊富な科学知識の応用で切り抜け、数々の事件を解決する物語である。 シーズン1ではフェニックス財団は存在せず、終結間際ではあったがまだ継続していた冷戦時代を背景に、マクガイバーはアメリカの諜報機関DXSのエージェントとして、東欧諸国で諜報活動を行なうといったものであった。 シーズン2以降は、冷戦の終結を背景に、マクガイバーはフェニックス財団のフリーエージェントという設定となり、アメリカ国内で犯罪組織などを相手にすることが多くなる。 さらに後半のシリーズに行くにつれて、マクガイバーはフェニックス財団とは関係なく活動することが多くなる。これは、フェニックス財団運営本部長のピーター・ソーントンを演じるダナ・エルカーが、緑内障を患って視力が低下し、俳優活動が困難になったことが大きな原因である。そのためピーター・ソーントンも緑内障を患ったという設定が物語中に登場した。 主人公マクガイバーは、少年時代に友人が銃の暴発事故で命を落としたトラウマから銃器が大嫌いで、持ち物は愛用のスイス・アーミー・ナイフだけである。このナイフは、ビクトリノックス社またはウェンガー社製の可能性があるが、紋章が判別できるのはビクトリノックスだけである。ビクトリノックスでは、錐に孔のない初期のティンカーを中心に複数のモデルを使用している。(第1話と最終回で、ほんの一瞬ではあるが銃を使用した。また、流れのうえで銃を一時的に携行することもあったが、どれも使わずにすぐに捨てている)。初期はこれに加えて灰色のガムテープ「ダクトテープ」も持っており、「出かけるときは必ずだ」と言っていた。 マクガイバーを演じるリチャード・ディーン・アンダーソンは、劇中のマクガイバーの設定同様に数々のスポーツを経験している運動神経抜群の人物である。そのため、アクションシーンもほとんどスタントマンを立てず、アンダーソン本人が演じている。 また、130話「天下無敵のコルトン一家」ではマクガイバーが出演しているのは前座の10分間のみで、本編には一切登場していない。 ナイトライダーやエアーウルフなど、主役級の存在として超ハイテクメカが登場する型のアメリカ製ドラマが先行作品として日本でも人気を博していたが、そういったハイテクメカの代わりに、科学を身近な材料に応用したりといった本作のスピリットは、レギュラー枠での放映がなかったにもかかわらず日本でも強い印象を残した。 放送が終わった現在でもその人気は健在で、2008年、米TVガイド誌がおこなったアンケート“TVアクションドラマで最もタフな主役は誰?”で、マクガイバーは1位に輝いた。第2位は、サラ・ミシェル・ゲラーが演じた「バフィー 〜恋する十字架〜」のバフィ、3位に「24 -TWENTY FOUR-」のジャック・バウアーが選ばれている。10位内にはドラマ「エイリアス」のシドニー・ブリストー、「私立探偵マグナム」のトーマス・マグナムなどもランクインしている(2008年11月20日「シネマトゥデイ映画ニュース」より)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「冒険野郎マクガイバー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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