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冠山峠道路(かんむりやまとうげどうろ)は、岐阜県揖斐郡揖斐川町塚奥山から福井県今立郡池田町田代に至る、延長7.8kmの国道417号の道路である。 国土交通省近畿地方整備局事業評価監視委員会の資料では、便益算定上の仮定の供用開始年次は2025年度(平成37年度)とされている〔、国土交通省近畿地方整備局、2013年12月〕。 == 概要 == 2015年(平成27年)8月現在、国道417号の当該区間は7.6kmが自動車通行不能区間とされ〔国土交通省近畿地方整備局の資料では、冠山の東側に存在した冠越(かんむりごえ)と呼ばれた峠を越えるルートを指している。〕、直線距離で7.1km(福井側3.2km、岐阜側3.9km)にわたって未整備であり、両県の端点を、冠山峠を経由する延長19.4kmの林道塚線及び林道冠山線を代替路として接続している。しかし両林道とも幅員が狭小で急カーブ・急勾配が連続する線形不良箇所が多く、大型車の通行は困難であり、冬期及び土砂災害時は通行止めとなるので、年間通行止め日数は170日を超える〔。 そのため、福井・岐阜県境の冠山直下を通る冠山峠2号トンネル(仮称)と岐阜側の冠山峠1号トンネル(仮称)を掘削し、福井側の河内田代バイパス(2002年10月18日供用開始)と岐阜側の徳山バイパス(2006年9月22日供用開始)に接続させる計画である。 2003年(平成15年)4月2日に事業化され、トンネルの完成目標は2012年度(平成24年度)とされていたが〔、首相官邸地域再生本部、2009年3月27日、1頁〕、2013年(平成25年)12月時点で、福井県側でトンネル坑口改良その他工事を、岐阜県側では橋梁上部工事が行われており、2014年(平成26年)5月17日には冠山峠2号トンネル(仮称)の福井県側2.5kmの建設に着手した〔国道417号 冠山峠道路 〜福井県・岐阜県をつなぐトンネル工事に着手〜 、国土交通省近畿地方整備局福井河川国道事務所、2014年5月14日〕〔国道417号・冠山峠道路着工 中京圏とのアクセス大幅向上 福井 、産経新聞、2014年5月18日〕。便益算定上の仮定の供用開始年次は2025年度(平成37年度)とされている〔。 ルート案では、冠山周辺が険しい山岳地帯であり、猛禽類が生息する地域でもあるため、計画延長の約8割をトンネルとする。残りの区間も豪雪地帯であることを考慮して、日当たりが良く雪解けの早い南側斜面(揖斐川支流シタ谷沿い)を通過するルートを選んでいる。冠山峠2号トンネル(仮称)は完成すれば全長4,834mの長大トンネルとなり〔〔通年で一般車両の通行が可能な道路用トンネルとしては国道194号の寒風山トンネルに次ぐ規模のトンネルとなる。〕、冠山峠1号トンネル(仮称)も全長1,239mを予定している〔。 国土交通省近畿地方整備局福井河川国道事務所の試算によると、全通すると福井県鯖江市から岐阜県大垣市への所要時間が国道8号・国道21号経由時の約3時間(林道冠山線経由時は約3時間30分)から約2時間20分に短縮される。また、福井県池田町から岐阜県揖斐川町への所要時間も同様に、4時間10分から40分程度に短縮される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「冠山峠道路」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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