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処理防止装置(しょりぼうしそうち)とは、地雷や他の爆発物の付属品〔http://www.japanfocus.org/-Greg-Lockhart/2447〕、または基幹部分となっている装置である。例としては汎用爆弾に見られる数種類のタイプの信管、またはクラスター爆弾や機雷などに付属する装置が挙げられる。これらに装着される処理防止装置は解除防止のため特別に設計されている。装置により防護された爆発物は妨害を受けた時に爆発し、爆風範囲内の人物を殺傷する。ブービートラップと処理防止装置には大きな機能的共通部分が存在する。爆発物に処理防止装置を組み合わせることは、意図と用途からしても完全にブービートラップを仕掛けることである。 == 用途 == 処理防止装置は2種の軍事用途に用いられる。 * 敵軍による捕獲と弾薬の再利用を防止する。 * より大きく効果的な危険や障壁を作り出すことで、直接もしくは制止の双方により、爆発物処理または活動を妨害する。 処理防止装置を市街地の区域で使用するとき、非常に容易に発火メカニズムを起爆させることができ、このため爆発物の威力が大きく増強される。1個の不発弾が持ち上げられたか裏返された場合、この爆弾には起爆または起爆しないという両方の可能性がある。ところが、1個の対戦車地雷に1つの処理防止装置を組み合わせれば、これらの装置は特にこの用途に設計されているため、持ち上げたり裏返した際の起爆がほぼ保証されている。加えて爆発物に処理防止装置を用いれば、これらを安全化しようと試みる際につきまとう危険によって、占領後の除去活動の困難さとコストが増す。 すべての弾薬が処理防止装置と組み合わせられたり、使用可能であるとは限られていない。大規模な地雷原の、10個埋設された対戦車地雷のうち1個程度が、ブービートラップとして起爆装置を副信管孔にねじ込んでいる。そうであっても地雷処理者やEOD(爆発物処理)従事者は、彼らの遭遇する全ての物品がブービートラップ化されているという仮定を強制され、その結果、余計な予防策をとらなければならない。これは除去工程を相当に遅延させる作用を持ち、さらに問題となっている対戦車地雷に付随して、金属の使用を最小限にとどめた対人地雷、一例にはVS-50やTS-50のような幾種類か異なる型式の兵器が点在しているのではないかという要素も考慮される。またこうした地雷の数種類にも処理防止の機能が加えられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「処理防止装置」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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