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出口 保夫(でぐち やすお、1929年8月26日 - )は、英文学者、英国文化研究家、早稲田大学名誉教授。 == 人物 == 三重県松阪市生まれ。1953年早稲田大学教育学部英語英文科卒業、同副手。1955年早稲田大学大学院修了。1963年早大教育学部講師、1966年助教授、1971年教授〔『人事興信録』1995年〕、2000年に退職後、名誉教授。2009年春、瑞宝中綬章受勲。 1963年、大英博物館研究員として渡英。その後も、オックスフォード大学キャンピオン・ホール(Campion Hall)上級客員教授などとして、たびたびイギリスに滞在する〔出口保夫『英国生活誌』日本放送出版協会、1989年、カバー著者紹介による。〕。 ジョン・キーツをはじめとするイギリス・ロマン派についての研究業績や、『キーツ全詩集』などの訳業も多い。1970年代以降、イギリス文化に関する啓蒙書の翻訳や執筆に取り組み、特に紅茶を中心とした生活文化に関するエッセイ等を多数刊行した。夏目漱石のロンドン留学時代についての著作もある。 日本紅茶同好会会長、ロンドン漱石記念館名誉館長〔、また、イギリス・ロマン派学会会長〔『漱石と不愉快なロンドン』2006年、著者情報 〕などを歴任。 『キーツ全詩集』の訳業で、1974年度第11回日本翻訳文化賞を受賞し〔日本翻訳文化賞 受賞作品 〕、『キーツとその時代』などで、1999年度の大隈記念学術褒賞を受ける〔大隈記念学術褒賞 〕。2002年には第51回神奈川文化賞(学術)を受賞〔神奈川文化賞歴代受賞者一覧 なお、出口は鎌倉に永く居住しており、鎌倉についての著書もある。〕するなど、受賞歴多数。 門下生の一人に英文学者・作家の遠藤徹がいる〔西山清ほか『美神を追いて―出口保夫先生退職記念論文集』音羽書房鶴見書店、2001年。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「出口保夫」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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