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出島灯台(でけじまのとうだい〔表記について、大津市指定文化財名称では出島の灯台であるが、出島灯台表記で「でけじまのとうだい」と地元では読んでおり、また景観協定締結時に地元と協議の上で出島灯台と名称を決定した経緯があるためどちらの表記でも問題ない。2015年7月22日 大津市役所都市計画部に確認済〕)は、滋賀県大津市今堅田一丁目に立つ黒塗り木造の私設灯台。琵琶湖唯一の灯台で、大津市有形民俗文化財に指定されている。 == 概要 == 出島灯台が立つ付近は、琵琶湖がもっとも狭まったところで岩礁も多く、1875年(明治8年)に客船「満芽丸」の転覆で乗客47人が亡くなる水難事故が発生した〔 第2章 「みなと文化」の要素別概要/(4)人物/③ 一庭啓二 の項を参照〕。これを受けて、同年に近くの船会社により出島灯台が建てられた。以来、1918年(大正7年)に光源が灯油から白熱灯に変わるまで、出島の9戸の家が当番を決めて灯台の灯を灯し続けていた。白熱灯に変わった後は自動点灯になっていたが、出島灯台は1951年(昭和26年)にその役目を終え、今はモニュメントとして修復保存されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「出島灯台」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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