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出町商店街(でまちしょうてんがい)は、京都市上京区に存在する商店街である。食料品店など、地域密着型の店舗が主である。2007年からは、レジ袋の削減などを目標とした「エコ商店街」の取り組みが行われ〔、2010年には出町商店街振興組合が第8回京都環境賞奨励賞を受賞した。 == 出町桝形商店街 == 出町桝形商店街(でまちますがたしょうてんがい)は、出町商店街の一角の桝形通にある全長164mのアーケード街で〔地元から愛される“商店街”へ-桝形事業協同組合から- (京都府中小企業技術センター)〕、食料品店や衣料品店を中心に44店舗が軒を連ねる〔(立命館大学2009年度教職総合演習受講生のルポルタージュ)〕。 桝形通は以前は出町通と呼ばれ、周辺には公家や学者が多く暮らしていた。江戸時代から明治にかけては醸造業者や砂糖問屋などが存在したが、小売を行う店舗はほとんど見られなかった〔京極学区 (上京区120周年記念誌)〕。1924年(大正13年)頃にこの地に東北市場(のちの出町市場)が開設されると、周辺に食料品店の集積が始まった〔。 第二次世界大戦後の1948年頃、法整備により出町繁栄会発足〔。1961年には衣料品スーパー「セルフ岸本屋」が開店するなど出町地区の商業の中心となり、八瀬や大原、遠くは滋賀県からも買い物客が訪れるようになった〔。1974年にはアーケードの建設が決まり、建設および維持管理を目的として、1977年4月25日に桝形事業協同組合が設立された〔。 1991年からは京都府の基金により御影石の石畳が整備された。鯖街道の終点にあることにちなみ、地元の子供によりサバなどの海の生物が描かれた陶板が埋め込まれている。2008年12月にはアーケードから吊られたサバのモニュメントが造られ、公募により「わかさばちゃん」と名付けられた〔愛称募集中☆ (フリーペーパー『でまちまで』ブログ版、2009年3月29日)〕。毎年5月18日の御霊祭では、アーケード内を3基の神輿が通り抜ける〔京都観光Navi 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「出町商店街」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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