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出門ヒデ : ミニ英和和英辞書
出門ヒデ[しゅつもん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [で]
  1. (n,n-suf) outflow 2. coming (going) out 3. graduate (of) 4. rising (of the sun or moon) 5. one's turn to appear on stage 
出門 : [しゅつもん]
 (n,vs) going out
: [もん]
  1. (n,n-suf) (1) gate 2. (2) counter for cannons 

出門ヒデ ( リダイレクト:出門英 ) : ウィキペディア日本語版
出門英[でもん ひで]

出門 英(でもん ひで、1942年12月15日 - 1990年6月17日)は、東京府出身の歌手作曲家俳優である。本名は加藤秀男。夫婦デュオヒデとロザンナ」の一人として知られる。
妻は歌手でテレビタレントロザンナ、長男の士門(しもん)は音楽家・画家。次男の来門(らいもん)はミュージシャン。長女の万梨音(まりおん)はモデル
==経歴==
中央大学中退後、ポニー音楽スクール卒。
水木 英二(みずき えいじ)の芸名で日活第6期ニューフェースに合格後、日活での約1年間の俳優活動と並行して1962年にソロ歌手として『東京ロマンチックガイ』で東芝レコードからデビュー。
その後出門ヒデと改名し、1966年佐藤由紀と「ユキとヒデ」を結成・活動したが解散。ちなみに佐藤由紀は後に藤ユキ、さらにアン真理子として再デビュー、「悲しみは駈け足でやってくる」を1969年にヒットさせる。
1968年に、後に妻となるイタリア出身のロザンナ・ザンボンと「ヒデとロザンナ」を結成。デビュー曲の『愛の奇跡』が大ヒットして、一躍売れっ子歌手の仲間入りを果たす。以降も『愛は傷つきやすく』などヒット曲を連発。また作曲家としても小柳ルミ子に『星の砂』(1977年、作詞は関口宏)、森昌子に『彼岸花』(1978年)を提供、ヒットさせている。
1975年2月にロザンナと結婚し、俳優としてもテレビドラマ『必殺仕事人V・旋風編』や『毎度おさわがせします』(第3シリーズ)、映画は『光る女』『東京上空いらっしゃいませ』(遺作)等の相米慎二監督作品に出演して活躍していた。
出門は仕事の傍ら、の研究・啓発活動や基金事業にも奔走している(出門の実母も癌で早世している)。芸能活動は順風満帆で、多忙な日々を送っていた。
しかし1989年の7月、NHKテレビ思い出のメロディー」のリハーサル中、突如原因不明の激しい下痢に見舞われる。一旦下痢は治まったものの、同年10月に再発しながらも病院に行かず仕事を続けていた。ようやく年末になって医者に診てもらった結果、結腸がんと判明(妻のロザンナは出門本人にがんの告知せず)、翌1990年1月に緊急入院。しかし結腸がんの手術時は、既にリンパ節・腹膜にも転移が判明、末期がんで手遅れの状態だった。同年3月に一時退院、3月15日に妻と共に次男の小学校の卒業式に出席。3月17日には出門自らが経営していたゴルフショップの新ブランドの発表会の記者会見を行う。しかし出門の身体は明らかに急激に痩せ、目をサングラスで隠す等をしており、これが出門の最後の公の場になった。同年4月高熱により再入院、診断の結果結腸がんが肺にまで転移している事が判明した〔DON!の2010年6月17日放送の「今日は何の日」より〕。
(イタリア出身で)敬虔なカトリック信者の愛妻ロザンナや愛児らの「生まれ変わっても(出門の生まれ変わりと)家族でありたい」という願いもあり洗礼を受ける。死の2日前、出門は大量吐血し意識不明の重体に陥り、1990年6月17日に入院先の東京都内の病院で死去。未だ47歳という若さだった。葬儀は三軒茶屋カトリック教会で執り行われた。亡くなる8日前に上映された『東京上空いらっしゃいませ』が遺作となった。
ステーキが大好物だったようで、付け合わせの野菜にほぼ手をつけず、よく250gのレア肉を食べ、肉好き、野菜嫌いの典型的な食習慣で動物性脂肪や動物性タンパクをいっぱい摂っていたことが災いだったと今では言われる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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