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大久保 淳二(おおくぼ じゅんじ、1974年 - )は、フリーで活動する日本のデザイナー・イラストレーター。出雲重機(いずもじゅうき)の名義でメカニックデザイナーとしても活動している。 東京都 昭島市 出身。80年代のSF映画に大きく傾倒し、影響を受けた人物として、ロン・コッブ(Ron Cobb)、ジョー・ジョンストン(Joe Johnston)、ラルフ・マクォーリー(Ralph Mcquarrie)、シド・ミード(Syd Mead)の名前を挙げている。〔『出雲重機』エンターブレイン、2006年、p.69.〕また、人型ロボットはあまり得意ではないと公言している。〔『鉄騎大全』双葉社、2003年、p.164.〕 熱烈な『スター・ウォーズ』ファンで、1997年頃には『スター・ウォーズ』のファンサイトを運営していた。〔『Gasbook 02: Machine』エーアンドピーコーディネータージャパン、1997年、p.36.〕 == 経歴 == 1995年に専門学校を卒業したのち、そのまま学校に技術職員として就職。1997年頃は映画のCG合成スタッフとしての経歴がある。〔『出雲重機』エンターブレイン、2006年、p.70.〕 1998年からは、漫画家藤原カムイの制作事務所に入り、当時の連載作品の漫画製作アシスタントのほか、公式サイトのデザイン、漫画単行本の装丁デザインなどを担当。その傍らでフリーのイラストレーターとして活動を開始している。 当時は『出雲重機』というインディーズブランドを立ち上げ、架空重機のイラストを描いたウェアを販売していた。また、いくつかのクラブイベントや展示会への参加のほか、ウェブサイト上でもイラストを公開。それがゲームディレクター河野一二三の目にふれ、後に『鉄騎』のメカニックデザイナーとしてスカウトされるきっかけとなる。〔『出雲重機』エンターブレイン、2006年、p.70.〕 2000年からは角川書店のアニメ情報誌「月刊ニュータイプ」連載作品『フォー・ザ・バレル / FOR THE BARREL』にメカニックデザイナーとして参加。ガンダムに相当するウィルバーのデザインは、連載が始まる半年以上前から検討されたが、結局連載を続ける中で決定した。大変なプレッシャーがあったと語っている。〔『NEO MAGAZINE 009』インタビュー Uncooked Media、2005年、p.28.〕 同年10月にはBNN社のデザイン誌『design plex No.43』で『出雲重機』が特集された。更に2002年にカプコンから発売されたゲーム『鉄騎』では登場するメカ『VT』をデザイン。関連して発売された『CAPCOM Figure Collection 鉄騎』は大久保メカの唯一の立体化商品である(2011年現在)。 2003年からは藤本"ANI"健太郎(nendo graphics)、BEAT SERVICEと共同で目黒に制作事務所『Raredrop』を開設し、映像・広告系の業務を中心に行っていた。共同制作事務所は2007年頃に解散。以降は個人でアニメやゲームなどの分野を中心に活動を行っている模様。 現在は海外のゲームコンテンツ制作に参加するなど、国内外問わず活動中。〔メカデザインは出雲重機! スペースコンバット『Strike Suit Zero』発表 - Game *Spark . 2011年8月10日。〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大久保淳二」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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