|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 分 : [ぶん, ふん] 1. (n,n-suf,pref) (1) part 2. segment 3. share 4. ration 5. (2) rate 6. (3) degree 7. one's lot 8. one's status 9. relation 10. duty 1 1. kind 12. lot 13. (4) in proportion to 14. just as much as 1 ・ 分散 : [ぶんさん] 1. (n,vs) dispersion 2. decentralization 3. decentralisation 4. variance (statistics) ・ 関 : [せき, ぜき] (suf) honorific added to names of makuuchi and juryo division sumo wrestlers ・ 関係 : [かんけい] 1. (n,vs) relation 2. connection ・ 係 : [かかり] 【名詞】 1. official 2. duty 3. person in charge
分散関係(ぶんさんかんけい、〔)は、波において、角周波数(角振動数)と波数の間の関係。特に角周波数 を波数 の関数で表した式のことを言う。 == 概要 == フーリエ変換により、波動は特定の波数 のみを持つ、単色波 の集まりに分解することができる。このとき、波数 と角周波数 が、系の性質に応じて満たす関係 : を、分散関係 、または分散式 という。波数と角周波数の対応関係が複数存在する場合もあり、それぞれの関係を波のモードと呼ぶことがある。 特に、波数と角周波数が比例関係 : で表されるときに、分散がないという。また、波数と角周波数が比例関係にない場合、系は分散的もしくは分散系であるという。分散がない波においては、 : となり、各単色波の成分は波数に依らず、一定速度 で進むため、波形が崩れず、そのまま伝播する。 分散関係が与えられると、波動の性質を示すいくつかの重要な指標を導くことができる。波の位相部分が一定 で伝わる速度 は、これを時間で微分して、 : で与えられる。これを位相速度という。また、一方で様々な波数を持つ波の集まりである波束において、その群速度は、 : で与えられる。 分散がない場合には、 : であるから、「分散がない」という条件は「位相速度と群速度が一致する」ことと等価である。 通常の波動方程式 : に従う波動現象においては、 を考えると、 : の関係が満たされており、分散がない波となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「分散関係」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|