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分離動詞(ぶんりどうし)とは、基本的な動詞語根と付加的な語根から構成される派生動詞で、二つの語根(形態素)が場合により、結合(付加的形態素は接頭辞あるいは「前綴り」となる)されたり、分離(不変化詞)されたりして用いられるものを言う。不変化詞動詞(ふへんかしどうし)ともいう。代表的なものとしては、ドイツ語、オランダ語、フリース語〔「フリジア語文法」児玉仁士著、大学書林〕(それらの方言ともされる地方言語も含む)、また系統は異なるがハンガリー語などにある。これらは文の語順の歴史的または共時的変化による。 ==ドイツ語・オランダ語等== ドイツ語・オランダ語等の分離動詞は、不定詞や分詞としては結合形で、定動詞としては分離形で用いられる。これは、本来文末にあった定動詞が前に移動したため、前綴りが取り残されたと考えられる(V2語順を参照)。結合形では一般に前綴りにアクセントがあり、前綴りにアクセントがない非分離動詞と区別される。 ドイツ語の例: *「到着する」(不定詞) *(不定詞) *「彼は到着した。」(過去分詞) *「私は明日到着する。」 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「分離動詞」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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