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(n) annex =========================== ・ 分 : [ぶん, ふん] 1. (n,n-suf,pref) (1) part 2. segment 3. share 4. ration 5. (2) rate 6. (3) degree 7. one's lot 8. one's status 9. relation 10. duty 1 1. kind 12. lot 13. (4) in proportion to 14. just as much as 1 ・ 分館 : [ぶんかん] (n) annex ・ 館 : [やかた, かん, たて, たち] 【名詞】 1. (1) mansion 2. small castle 3. (2) boat cabin
分館(ぶんかん)は、本館から離れた場所に、本館とは別につくられた施設のこと。本館の建物と隣接した場所につくられるものは別館といい、区別される。 == 図書館の分館 == 図書館の分館(branch library)は、図書館の中枢的機能を有する本館に対し、本館の外部に別に設けられた図書館施設のことである。館内には分館固有の図書館資料が所蔵され、単独で小規模な独立した図書館としての機能を有するほか、本館や他の分館の行うサービスを取り次ぐ中継拠点となる。 分館は、公共図書館であれば地域ごと、大学図書館であればキャンパスごとというように、地理的に本館から離れた場所で、設置場所の地域住民、設置キャンパスの教員・学生を対象とするサービスを担っており、所蔵資料の閲覧・貸出やレファレンスなどを行う。 分館は相対的に小規模であるため所蔵資料は少なく、レファレンスも簡易なものに限られるが、本館と分館の間には密接なネットワークが構築されており、本館や他の分館の所蔵する図書館資料の取り寄せ、レファレンスの回付などを通じて図書館組織全体のサービスを提供する。 本館の側からみれば、分館は本館のサービス網を本館から離れた場所に広げる窓口として位置付けられる。例えば、地方公共団体(自治体)が設置主体となっている図書館の場合、自治体の広い領域に対する図書館サービスを1つの本館では十分にカバーすることができないので、「地区館」と呼ばれる分館を自治体内に張り巡らせたサービス網の構築は図書館サービスの普及に不可欠と考えられる。 また、公共図書館にとっては、分館は図書館の本館がカバーすることができない地域、地区に対するサービス拠点として重要である。特に日本の図書館界では、1960年代の日野市立図書館が、本館機能を持つ中央図書館の建設を後回しにして、地域に密着した小図書館の建設に予算を優先して投入した結果、幅広い図書館利用の掘り起こしに成功した事例はそのモデルケースとして有名である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「分館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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