|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 刑 : [けい] 1. (n,n-suf,vs) penalty 2. sentence 3. punishment ・ 刑事 : [けいじ] 【名詞】 1. (1) (police) detective 2. (2) criminal matter ・ 事 : [こと] 【名詞】 1. thing 2. matter 3. fact 4. circumstances 5. business 6. reason 7. experience
『刑事コジャック』(けいじこじゃっく、原題:KOJAK)は、1973年から1978年までアメリカ・CBSテレビで放映された刑事ドラマ。ユニヴァーサル・スタジオ製作。日本では1975年から1979年までTBS系列で放映された。 == 概要 == CBSテレビと脚本家・プロデューサーのアビー・マンは、当時人気を誇っていた『刑事コロンボ』に対抗する刑事ドラマの構想を練っていた。大都会ニューヨークを舞台にし、大げさなアクションや現実離れした美女を排し、地道な捜査活動をじっくりと見せるというリアル志向の刑事ドラマである。 やがて、セルウィン・ラーブの原作を元に企画が具体化すると、当時スランプに陥っていた個性派俳優、テリー・サバラスを主演に白羽の矢が立てられた。サバラスの資質が、大都会をタフに生き抜くベテラン刑事のキャラクターに一致していたこともあるが、またサバラス自身がもつギリシア系の移民という要素を打ち出すことで、より作品にリアリティーと新鮮さを持ち込もうとしたのである。こうして、南マンハッタンで起こる殺人事件の数々に果敢に挑む、ギリシア系でスキン・ヘッドとダンディな風貌の「ニューヨーク怒りの用心棒」(日本での本放送時のキャッチコピーより)テオ・コジャックが産声を上げることとなる。 1973年のテレビ映画『刑事コジャック・スペシャル / マーカス=ネルソン殺人事件』が高視聴率を上げたことを皮切りに、連続ドラマの制作に踏み切り同年の10月24日に初放送を開始。ニューヨーク市全域の犯罪に取材したリアルな描写を盛り込み、巧みなストーリー展開をみせる高水準の脚本とニューヨークでのロケ撮影を中心にしたドキュメンタリータッチの演出はたちまち評判を呼びまた、高視聴率を維持したまま5シーズンも続けられ、終了後もテレビ映画として何度か復活している(後述)。 ふてぶてしい犯罪者や上層部を知性を感じさせる毒舌であしらいながら、犯罪を憎み、凶悪な犯罪者には非情ともいえる容赦ない態度で捜査に望む硬派な面を持つ一方で、棒付きキャンディー(禁煙のためにサバラスが取り入れた小道具)を愛用し、上司のフランク・マクニール(ダン・フレイザー)や信頼する部下のクロッカー(ケビン・ドブソン)、スタブロス(サバラスの実弟ジョージ。最初の2シーズンでは“デモステネス”の名で出演)などとのやり取りでは、人間的なユーモアを醸し出すなど、コジャックの魅力を十二分に演じきったサバラスは、エミー賞の連続ドラマ部門で主演男優賞を受賞した。視聴者だけではなく、実際に犯罪現場で働く刑事からも高い評価を受けた本作は、ピーター・フォークの刑事コロンボと並ぶ刑事ドラマのアイコンとして国民的な人気を誇ることとなった。 また、無名時代のシルヴェスター・スタローン、クリストファー・ウォーケン、リチャード・ギア、ハーヴェイ・カイテルなどが、ゲスト出演していたことでも知られる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「刑事コジャック」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|