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『刑事貴族』(でかきぞく)は、1990年4月13日から1992年12月25日まで、日本テレビ系列で毎週金曜20:00 - 20:54(JST)に放送された刑事ドラマのシリーズである。『刑事貴族』(37話)、『刑事貴族2』(40話)、『刑事貴族3』(26話)の計103話が製作された。 『刑事貴族』『刑事貴族2』『刑事貴族3』各シリーズについてもここで詳述。 == 概要 == 東京都新宿区にある架空の警察署「警視庁代官警察署(通称=代官署)」刑事課の刑事たちの活躍を描くアクション刑事ドラマ。 当初はアメリカ作品「クライム・ストーリー(原題:Crime Story)」〔デニス・ファリーナ主演〕をコンセプトに〔高瀬将嗣「技斗番長・活劇映画行進曲」127-128頁、洋泉社、2011年ISBN-13: 978-4862487834〕舘ひろしを主演に据えたシビアなハードボイルド路線を主体とし、主人公の車や使用楽曲などアメリカ的なテイストを前面に押し出す内容でスタートするが、舘は石原プロ制作の刑事ドラマ『代表取締役刑事』に主演するため半年で降板。新たに郷ひろみを主演に迎えアメリカ的なイメージを残しつつ、舘が持つキャラクターをメインに据えた構成からメンバー個々にもキャラクター性を与え各主演話を設けたりする従来の集団刑事ドラマ的な構成へと組み替えられた〔その一例が、同枠で放送されていた同じ東宝の『NEWジャングル』でも用いられた『太陽にほえろ!』の主に初期作品からのシナリオ・リメイクという試みに見られる。〕。続く『刑事貴族2』以降の主演は水谷豊に定着し、出演陣も大幅に入れ替え、脚本も後味の悪い結末〔好景気の影で犠牲もしくは経営戦争に負けた人々の追い詰められたが故の犯罪、解決したために人間関係が崩壊し被害者からも恨まれるという展開が多かった。〕が多かった『刑事貴族』から一転、コメディを交えたスピーディかつ単純明快かつ軽薄路線にするなど再度のリニューアルが図られた。 作品初期では主演の舘が愛車に傷だらけのフォード・マスタングを使用したり、番宣ではタキシード姿に赤いバラを持つような写真が用いられたりと1980年代後半以降のバブリーな流れに乗るものであった。 水谷は愛車に英国製のバンデン・プラ プリンセス1300Mk-II を使用し、エンディングにて、タキシード姿に花束を持ってステップを踏むシーンや、常にベストを着用しているなどファッショナブルな設定が随所に登場した。 また音楽も英詞の楽曲やフュージョンを多用した楽曲が多く、エンディングテーマも舘、郷はもちろん、矢沢永吉、織田哲郎、鈴木雅之など、アーバンかつワイルドな雰囲気の持つアーティストの楽曲を起用し、そのような細かいところでのこだわりが作品のスタイリッシュなディテールを際立たせた。 ところが、水谷の個性を活かした軽快な作風に対して、当時の刑事ドラマは人情系が主流になり始めた点や、製作費の削減などの追い討ちもあり、1992年12月をもってシリーズは終了し、次作『はだかの刑事』では人情路線に移行した。 パート1では神戸(牧編)や白馬(風間編)、パート2では鹿児島、愛知、パート3では香川、山梨などで地方ロケが行われた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「刑事貴族」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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