翻訳と辞書
Words near each other
・ 初期近代英語
・ 初期進入フィックス
・ 初期選択項目
・ 初期遺伝子
・ 初期部
・ 初期量
・ 初期鉄器時代 (古代ギリシア)
・ 初期長
・ 初期障害
・ 初期雇用契約
初期電圧
・ 初期青銅器時代
・ 初期革命評論集
・ 初期音楽
・ 初期頻度
・ 初期高価格戦略
・ 初期齲蝕
・ 初村滝一郎
・ 初村謙一郎
・ 初校


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

初期電圧 : ミニ英和和英辞書
初期電圧[しょき]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [はつ]
  1. (n,adj-no,n-suf) first 2. new 
初期 : [しょき]
  1. (n,adj-no) (1) (gen) (comp) early (days) 2. initial stage 3. (2) (computer) initial 
: [き]
  1. (n,n-suf) period 2. time
電圧 : [でんあつ]
 【名詞】 1. voltage 

初期電圧 ( リダイレクト:放電容量 ) : ウィキペディア日本語版
放電容量[ほうでんようりょう]
放電容量(ほうでんようりょう)は、電池の容量である。
電池は、その使い始めには起電力として公称電圧よりやや高めの電圧初期電圧)を出力し、放電を行うにつれて電圧は徐々に降下し公称電圧より低めになる。やがてある電圧を境にその低下の度合いが急激なものとなり、電池を電源として動作していた機器停止に至る。このときの電圧を終止電圧(しゅうしでんあつ)といい、これに達した時点で電池は使い切られたものとみなされる。
電池の容量は、使い始めから使い終えるまでに電池から取り出し、放電した電気量である。具体的には、放電時の電流(消費電流) ''I'' と終止電圧に達するまでの時間 ''t'' の積である。量記号は W、単位としてアンペア時(アンペアじ、アンペアアワー) が用いられる。
: ''W'' = ''I''・''t''
小型の電池では、ミリアンペア時(ミリアンペアじ、ミリアンペアアワー) も用いられる。
例えば 540 とは、540 の電流を 1 、流すことができることを表している。
また、計算上は放電容量 ''W'' を消費電流 ''I'' で除したものが、その電池の使用可能時間 ''t'' であるといえる。
: ''t'' = ''W'' / ''I''
例えば、放電容量が850 、消費電流が325 だとすると、
: 850 / 325 = 2.6 = 156
ただし、実際は時間放電率(次節)を考慮する必要があるため、単純にこのような計算で使用可能時間を算出することはできない。
== 時間放電率と容量 ==
電池の容量は放電時の電流の大きさによって変動するものである。そこで、実用上は電池の放電特性(電池の製造元から公表される場合がある)を考慮する必要がある。
一定時間 ''t'' の放電で終止電圧に達するような、一定の電流 ''I'' を放電したとき、これを ''t'' 時間率放電と呼ぶ。このときの容量は ''It'' となる。そして、ある特定の時間率放電における容量が公称容量として用いられる。どれくらいの時間放電率を採用するかは、バッテリーの構造や使用目的によって異なる。一例として、日本国内の自動車用バッテリーは5時間率、オートバイ用は10時間率、欧州車用は20時間率で表記されている〔容量と性能ランク(GSユアサ) 〕。一般的には、時間率で規定される電流値よりも大きな電流を取り出そうとすると容量は減少する。 例えば、公称容量が10時間放電率で10 Ah の電池から1 A の電流で放電すれば10時間の持続が保証されるが、10 A の電流を取り出した場合は、数字の上では1時間持続することになるが、実際の持続時間は数分の1になる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「放電容量」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.