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別府近鉄百貨店(べっぷきんてつひゃっかてん)は、かつて大分県別府市の九州旅客鉄道(JR九州)別府駅前にあった近畿日本鉄道系列の百貨店である。1994年(平成6年)8月31日に閉店した。 == 概要 == 1958年(昭和33年)に同地で開業した地場の中村百貨店を近鉄グループが買収し、1960年(昭和35年)9月に別府近鉄会館として開業。当時、近鉄グループは、鶴見岳に近鉄別府ロープウェイを開業したり、タクシー事業を展開するなど、別府での多角的な事業展開を進めていた。 開業時の店舗規模は、地上5階、地下1階、売場面積3,471m²。1961年(昭和36年)7月に、別府近鉄百貨店に名称変更。1968年(昭和43年)及び1974年(昭和49年)に相次いで増床を行い、別府市内唯一の百貨店としての地位を確立した。また、1991年(平成3年)3月には近鉄百貨店と合併して近鉄百貨店別府店となっている。 しかし、1988年(昭和63年)10月に、地場百貨店トキハが30,000m²級の大型店舗であるトキハ別府店を開店したことなどから業績が低迷。増床による規模拡大でトキハに対抗することも計画されたがバブル崩壊による景気の低迷もあり実現せず、1994年(平成6年)8月31日に閉店に至った。末期は地上6階地下1階の本館と別館の近鉄ファイブ・立体駐車場ビルを持ち、売場面積は14,866m²であった。 その後は、入居者もなく、本館跡地は建物ごと残された状態のままであったが、2001年(平成13年)3月に建物が解体され、2005年(平成17年)8月に地元ディベロッパーの本多産建に売却され、2011年(平成23年)3月に地上15階建てのマンションを中心とし、下層階に商業施設やレストランを備えた大規模複合施設「ロフティ別府駅前壱番館・弐番館」の起工式が行われた。しかし、経済状況の悪化等により着工できず〔近鉄跡地 別府市が買収検討 大分合同新聞、2013年7月24日〕、融資を受けた金融機関への返済が遅延したため、金融機関が担保とされていた跡地の競売を申し立て、2014年(平成26年)4月16日に競売が公告された〔近鉄百貨店跡地 地裁が競売公告 別府市「推移見守る」 西日本新聞、2014年4月17日〕。 なお、別館の立体駐車場を持つ複合ビルは「つるみカーパーク」として現存しており、下層階のDCブランドショップや専門店が入居していた「近鉄ファイブ」部分は「ドラッグウエダ別府駅前店」となっていたが(後にフレッシュそのだが食品販売も開始)、倒産により2013年に閉鎖され、2014年7月に専門店街として再出発している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「別府近鉄百貨店」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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