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到津の森公園(いとうづのもりこうえん)は、福岡県北九州市小倉北区上到津にある市営の動物園である。2000年、西日本鉄道(西鉄)が運営していた到津遊園(いとうづゆうえん)が経営悪化のため閉園し、北九州市が経営を引きついだ。本項ではこの到津遊園についても述べる。 面積は約10.6ヘクタール。展示動物は約100種550点。 == 沿革 == *1932年 *1月9日 - 九州電気軌道が創立25周年記念事業として、小倉市到津の自然の丘陵地33,000平米の敷地に、地形や樹木をそのまま利用した遊園地を開く事を決定、工事着手。 *7月31日 - 九軌到津遊園地として開園〔。 *1933年10月1日 - 動物園開園〔。 *1936年5月24日 - 遊園と動物園が合併。 *1941年 - 飼料不足が深刻化、園内の空地に飼料用自給自足用の畑を造営〔。 *1942年 - 合併により、西日本鉄道の運営となる。 *1944年3月31日 - 戦争激化に伴い、福岡県警察警備本部に接収されたため閉園。子供の国の正門は取り壊され、広場の桜並木は全部切り取られて機動隊の車庫に、敷地は隊員450余名を収容する宿舎となる〔。 *1946年8月4日 - 再開園。 *1951年4月8日 - 一日の入園者数新記録(41,927人)樹立〔。 *1955年2月 - 当時動物に接する機会の少なかった山口、島根、大分各県及び福岡県筑豊地区を巡回する「動物移動教室」を開催、1959年まで継続〔。 *1957年3月21日-5月31日 - 開園25周年の記念事業として落成した児童センターをメイン会場に、「世界のこども博」開催。 *1958年4月2日 - 福岡市動物園で3月31日に発生した火災により、同園のライオン、トラなどが焼死したことを受け、ライオンの赤ちゃんを同園に寄贈〔。 *1960年3月28日 - 文部省により「博物館法第29条の規定に基づく博物館相当施設」の認可を受ける〔。 *1966年3月27日 - こども動物園完成。 *1972年8月13日 - 高さ35mと当時西日本一のひまわり型大観覧車が完成〔。 *1974年12月14日 - 放火によりサル島が火の海となり、13匹のカニクイザルが死亡〔。 *1980年5月 - 二回転宙返りスカイループコースターが完成。 *1982年4月25日 - トロピカルバードセンターオープン〔。 *1988年3月18日 - 高さ40mの大観覧車新設。 *1995年3月25日 - フラミンゴ、トキ、コウノトリなど20種類約100羽の鳥類を収容、観測用カメラや鳥図鑑を納めた検索ブースなど、日本で初めての機能を持ったバードハウス竣工〔。 *1998年9月1日-1999年2月28日 - 期間限定でコアラ展示〔。 *2000年5月31日 - 到津遊園閉園。翌6月1日から北九州市に運営が移管〔。 *2002年4月13日 - 運営が北九州市都市整備公社に代わり、到津の森公園として開園(園長・岩野俊郎)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「到津の森公園」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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