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「前しか向かねえ」(まえしかむかねえ)は日本の女性アイドルグループ・AKB48の楽曲。楽曲は秋元康により作詞、古城康行により作曲されている。2014年2月26日にAKB48のメジャー35作目〔配信限定シングル「Baby! Baby! Baby!」を含む。インディーズシングルを含めると通算37作目。いずれの数字も、配信限定の「誰かのために -What can I do for someone?-」と「掌が語ること」はシングルとしての配信ではないため含んでいない。〕のシングルとしてキングレコードから発売された。楽曲のセンターポジションは大島優子で、この曲を以って、AKB48を卒業前(2014年6月)最後の主題楽曲参加となった。 == 背景とリリース == 前作「鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」から約2ヶ月ぶりで、2014年1枚目のシングル。Type Aの初回限定盤と通常盤、Type Bの初回限定盤と通常盤、Type Cの初回限定盤と通常盤、劇場盤の7形態でのリリース。 「前しか向かねえ」は、2014年1月24日にTOKYO DOME CITY HALLで行われたコンサート、『AKB48 リクエストアワーセットリストベスト200 2014』で初披露された。この曲を歌う選抜メンバーは、前々作「ハート・エレキ」から2人が入れ替わった。小嶋真子が初選抜メンバー入り。須田亜香里は「恋するフォーチュンクッキー」以来約半年ぶりの選抜復帰。前々作の選抜メンバーのうち、入山杏奈・多田愛佳(HKT48)が選抜から外れている。 MVでは、約17分の日活制作のドラマパートがあり、大島優子を中心に、小嶋陽菜・指原莉乃・島崎遥香・高橋みなみ・松井珠理奈・横山由依・渡辺麻友が出演〔柏木由紀・川栄李奈・小嶋真子・須田亜香里・松井玲奈・峯岸みなみ・山本彩・渡辺美優紀はMV内でのライブハウスでの歌唱パートのみ出演(ドラマパートには出演していない)。〕。監督・脚本・編集は熊澤尚人。 カップリングは5曲で、AKB48メンバーとAKB48の姉妹グループメンバーと混合したユニット「Smiling Lions」「Beauty Giraffes」「Baby Elephants」「Talking Chimpanzees」が結成された。このうち「Smiling Lions」のメンバーである白間美瑠(NMB48)、「Baby Elephants」のメンバーである近藤里奈・太田夢莉(以上NMB48)、穴井千尋・本村碧唯(以上HKT48)、「Talking Chimpanzees」のメンバーである中西智代梨(HKT48)はAKB48グループメンバー全員参加の作品〔27thシングル『ギンガムチェック』収録の「あの日の風鈴」(ウェイティングガールズ)で『AKB48 27thシングル選抜総選挙』 圏外のメンバー全員が歌唱している。〕を除いて初の参加。また、「Baby Elephants」のメンバーである東李苑(SKE48)、秋吉優花(HKT48)はAKB48の楽曲初参加となる。 今作では、平田梨奈〔平田梨奈はtype B同封DVD特典映像「平田梨奈のロンドンレポート」収録日がMV撮影と被ったため、楽曲には不参加。〕を除くAKB48のメンバー全員がいずれかの楽曲に参加している。 CDの封入特典として、劇場盤を除いた6種類すべてに「大島優子 感謝祭」(3月23日に幕張メッセ・5月5日にインテックス大阪でそれぞれ開催予定)の観覧応募抽選券が期間限定で封入されているほか、初回限定盤にはAKB48全国握手会イベント参加券1枚と、通常盤には生写真1種ランダム封入される。劇場盤に特典として「劇場盤発売記念大握手会参加券+各メンバー個別生写真1枚」「各メンバー個別生写真2枚」のうちいずれかが封入されている。 キャッチコピーは「思い出は捨てて行け!」である。 デビュー曲の「桜の花びらたち」以来、AKB48が毎年2月にリリースするシングル曲については、タイトルも含め桜と縁のあるいわゆる「桜ソング」となっており〔なお2007年は2月にリリースしたシングルなし。〕、2012年の「GIVE ME FIVE!」、2013年の「So long !」についても、タイトルにこそ含まれないものの歌詞に「桜」が含まれていたが、当楽曲については、タイトル、歌詞のいずれも「桜」という言葉を含んでいない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「前しか向かねえ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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