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前田和浩 : ミニ英和和英辞書
前田和浩[まえだ かずひろ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [た]
 【名詞】 1. rice field 
: [わ]
 【名詞】 1. (1) sum 2. (2) harmony 3. peace 

前田和浩 : ウィキペディア日本語版
前田和浩[まえだ かずひろ]

前田 和浩(まえだ かずひろ、1981年4月19日 - )は、日本陸上競技選手。専門は長距離走マラソン
世界陸上大阪大会男子10000m、及び世界陸上ベルリン大会世界陸上モスクワ大会世界陸上北京大会各男子マラソン日本代表。身長166cm、体重54kg。
== 経歴・人物 ==
佐賀県杵島郡白石町出身。白石町立白石中学校を経て佐賀県立白石高等学校卒業後、大学には進まず九電工に就職。
高校時代から各種大会に出場経験を持っている選手で、九州では名の知られた選手であった。トラック種目を中心に競技活動を続け、2000年10月に世界ジュニア陸上競技選手権大会サンティアゴ/)、2006年12月にアジア競技大会ドーハ/)に日本代表選手として出場した経歴がある。
2007年8月27日世界陸上大阪大会に初選出され男子10000mに出場したが、入賞争いに加わる事は出来ず、日本人トップの竹澤健介(12位)にも約1分近く遅れての17位に終わった。
2009年3月22日東京マラソン2009に出場。自身初のマラソン出場であったが、2時間11分01秒で2位(日本人選手1位)となり、世界陸上ベルリン大会の男子マラソン日本代表選手に自動内定した。2009年8月22日の世界陸上ベルリン大会男子マラソンは、メダル・入賞争いに絡めず2時間19分59秒の39位と完敗だったが、団体戦では日本代表で銅メダルを獲得した。
世界陸上大邱大会・国内選考レースとなった、2011年2月6日の第60回記念別府大分毎日マラソンでは、自己記録を32秒更新し日本人最高の3位となった。しかし、最後まで優勝を争った外国人2人についていくことができず、基準とされていた2時間10分を切ることが出来なかった事もマイナス評価となり、2大会連続の世界陸上選手権代表には選ばれなかった。
2011年12月4日ロンドンオリンピック男子マラソン国内選考レースの福岡国際マラソンに出場。ペースメーカーがいなくなった25Km過ぎから、今井正人らと日本人同士の先頭争いを演じたが、36Km過ぎで公務員ランナー・川内優輝に後方から追いつかれ、その後3人でのデッドヒートを演じた。しかし38.4Km地点の給水所でスパートした川内と今井についていけず脱落し、日本人3番目の6位に敗れた。
ロンドン五輪国内選考レースに再挑戦となる、2012年2月26日東京マラソン2012に出場。だが25Km過ぎで、日本人最高の2位に入った藤原新のロングスパートには対応できずに後退。自身初の2時間8分台をマークしたが、藤原からは50秒遅れて日本人2番目の6位に留まった。同年3月12日、ロンドン五輪男子マラソン日本代表選出の可能性もあったが、結局正式代表も補欠メンバーにも選ばれなかった。
世界陸上モスクワ大会・国内選考レースの2013年2月24日、第7回東京マラソン2013に出場。マラソン自己記録を38秒更新及び日本人トップの4位に入り、国内選考会では日本男子で最高タイムをマークしたが、ゴール記録は2時間8分丁度と2時間7分台に僅か1秒及ばなかった。同年4月25日、同年8月開催の世界陸上モスクワ大会日本代表へ、男子マラソンでは2大会ぶり2度目(長距離種目も含めると通算3度目)の選出となった。しかし2013年8月の世界陸上モスクワ大会男子マラソンは、中盤を過ぎてから2位集団についていけなくなり後退、結局日本人三番手の17位に留まった。
世界陸上北京大会・国内選考レースの2015年3月1日びわ湖毎日マラソンへ優勝を目指して出場。中間点付近の折返し地点でペースメーカーの一人が間違えて直進しまうハプニングが有る中、前田は32Km過ぎ迄先頭集団に加わっていた。しかしその後、優勝したサムエル・ドゥングらのペースアップについていけなかった。結果日本人トップの4位に入ったが、冷雨と強風の悪天候も災いしゴールタイムは2時間11分台に留まった。それでも日本陸連はレース内容を高評価し、同年8月開催の世界陸上北京大会日本代表へ通算2大会連続4度目の選出(男子マラソン種目は3度目)となった。
世界陸上北京大会開幕日の2015年8月22日に男子マラソンに出場するも、19Km付近で両足が痙攣するアクシデントでズルズル後退。結局40位と完走は果たしたが、世界陸上男子マラソンではワーストの成績に終わってしまった(藤原正和は21位、今井正人は欠場)〔スポーツナビ 世界陸上 男子マラソン 〕〔40位の前田「足がつってしまった」=世界陸上・男子マラソン(スポーツナビ) 〕。2016年8月に開催されるリオデジャネイロオリンピック男子マラソン最終選考会である、同年3月6日のびわ湖毎日マラソンへ2年連続で出場するも、19Km付近で日本人首位争いから脱落してしまい、結局26位の完敗だった〔びわ湖マラソン 一般参加の北島「まさか」五輪切符確実に(毎日新聞) 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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