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公益財団法人前田育徳会(まえだいくとくかい)は、加賀藩主前田家伝来の古書籍、古美術品、刀剣などの文化遺産を保存管理する公益法人。元文部科学省所管。所在地は東京都目黒区駒場。所蔵の古書籍類は尊経閣文庫(そんけいかくぶんこ)の名で知られる。 == 概要 == 前田育徳会が所有・管理する尊経閣文庫には『日本書紀』の現存最古の写本や、藤原定家筆の『土佐日記』の写本など国宝19件を含む日本、中国の古写本、古刊本が多数収蔵され、日本史、日本文学などの研究に欠かせない重要資料と評価されている。これらの全容は『尊経閣文庫国書分類目録』および『尊経閣文庫漢籍分類目録』に紹介されている。このほか、前田育徳会は、加賀前田家伝来の絵画、工芸品、調度類、刀剣甲冑等の文化財を多数所有している。所蔵の刀剣類の中では、古来「天下五剣」の一つに数えられ、前田家第一の家宝として神格化されていた三池光世(みいけみつよ)作の太刀「大典太」(おおでんた)が名高い。 尊経閣文庫の閲覧は許可を受けた研究者(大学教授、助手ほか)に限定され、一般公開はしていない。古書籍以外の所蔵品については、前田育徳会本部(東京都目黒区)に展示施設がないため、所蔵の絵画、工芸品などの一部を1980年以来石川県に寄託し、石川県立美術館(金沢市)の「前田育徳会展示室」で順次公開している。調度品、武具類などは、金沢市の兼六園に隣接する歴史的建造物・成巽閣(せいそんかく)においても展示している(成巽閣は、幕末の加賀藩主・前田斉泰が母のために建てた御殿である)。また、前田育徳会旧蔵の「加越能文庫」(加賀藩に関わる文書、史料類)は一括して金沢市に寄贈し、金沢市が同市立玉川図書館にて保管整理している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「前田育徳会」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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