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前田 長種（まえだ ながたね、天文19年〈1550年〉 - 寛永8年3月11日〈1631年4月12日〉）は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将。 == 来歴 == 加賀八家、前田対馬守家の祖。通称は甚七郎、対馬守。晩年、源峯と号す。父は前田長定。室は幸（前田利家長女）。子女は前田直知ほか1男と溝口善勝室。養女（妹）に横山長知室。 前田与十郎家は、代々尾張海東郡の前田城、下之一色城を有し、前田利家の本家筋にあたるといわれる。織田信長の家臣で、本能寺の変ののち、織田信雄に仕えたが小牧・長久手の戦いで滝川一益の誘いで羽柴秀吉陣営に寝返る。しかし、蟹江城合戦で織田信雄・徳川家康の連合軍に敗れ、父の長定は戦死し、叔父の前田定利も斬られた〔武田茂敬『蟹江城合戦物語』武田茂敬（2008年）〕。本拠の下之一色城にいた長種は降伏し、前田利家を頼り家臣となり七尾城を守備する。その後、越中国守山城代となり、幼少時の加賀藩第3代藩主前田利常を養育した。富山城代を経て、慶長10年（1605年）、加賀国小松城代となり、2万石を給された。 以後、前田直知、前田直正、前田孝貞、前田孝資、前田孝昌、前田孝友、 前田孝友、前田孝本と前田対馬守家は続いた。また嫡男直知の四男前田恒知から分かれた家系（前田将監家）は、幕末の前田恒敬に至っている。4代孝貞の次男孝和（勘解由）からは前田勘解由家が分かれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「前田長種」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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