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剛床(ごうしょう)とは、建築構造物における床のうち、風荷重・地震荷重などの水平荷重(横からの力)に対して、無限の剛性と耐力を持ち、絶対に水平方向に変形することのない床のことを指す。鉛直方向の剛性・耐力・変形については問わない。 ==鉄筋コンクリート製の床== 剛床は、理論上存在する床であり、現実的には存在しない。しかし、鉄筋コンクリート製の床は限りなく剛床に近いことから、構造計算においては剛床として扱うことが多い。これを剛床の仮定と呼ぶ。剛床の仮定をすることによって、あまりにも複雑すぎる構造計算を、ある程度簡素化することができる。ただし、鉄筋コンクリート製の床でも、梁と強固に一体化していないものや、階段室や吹き抜けの多いものは、剛床の仮定が成立しにくい。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「剛床」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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