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剛性率(ごうせいりつ)は弾性率の一種で、せん断力による変形のしにくさをきめる物性値である。せん断弾性係数(せん断弾性率)、ずれ弾性係数(ずれ弾性率)、横弾性係数、ラメの第二定数ともよばれる。剛性率は通常Gで表され、せん断応力とせん断ひずみの比で定義される。 : ここで : = せん断応力 :: : せん断力 :: : 部材の断面積 : = せん断ひずみ :: : せん断変形量 :: : 部材の長さ ヤング率が材料の引張り試験で容易に測定できるのに比べ、純せん断状態を作るのは難しいため直接測定しにくい値である。 等方性材料(異方性のない材料)では、ヤング率およびポアソン比との間に次の関係がある。 :: : ヤング率 :: : ポアソン比 いくつかの材料のヤング率・剛性率・ポアソン比を下表に示す。 == 弾性率の相関関係 == 等方均質弾性体では、ヤング率、ポアソン比、体積弾性率、剛性率、ラメの第一定数の五つの弾性率はそれぞれ、二つを用いて残りの三つを表すことができる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「剛性率」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Shear modulus 」があります。 スポンサード リンク
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