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劉懐慎（劉懷慎、りゅう かいしん、364年 - 424年）は、東晋から南朝宋にかけての軍人。本貫は彭城郡。 == 経歴 == 劉懐粛の弟にあたる。はじめ劉裕の下で参鎮軍将軍事をつとめ、振威将軍・彭城国内史に任じられた。409年（義熙5年）、南燕に対する北伐に従軍して、軍の先頭に立って戦った。410年（義熙6年）、劉裕に従って石頭で盧循と対陣し、戦功を挙げて輔国将軍の号を加えられた。412年（義熙8年）、監北徐州諸軍事の任を加えられて、彭城に駐屯した。まもなく徐州刺史の任を加えられた。その統治は厳しく、領内は粛然とした。413年（義熙9年）、亡命者の王霊秀が乱を起こすと、懐慎はこれを討って平定した。415年（義熙11年）、北中郎将に進み、南城県男に封じられた。417年（義熙13年）、劉裕が北伐すると、懐慎は中領軍・征虜将軍として、建康を防衛した。府中の殺人事件に連座して、免官された。 418年（義熙13年）、宋国が建てられると、懐慎は五兵尚書として召還され、督江北淮南諸軍・前将軍・南晋州刺史に任じられた。再び召還されて度支尚書となり、散騎常侍の位を加えられた。419年（元熙元年）7月、督北徐兗青淮北諸軍事・中軍将軍・北徐州刺史に任じられ、彭城に駐屯した。亡命者を広陵城に入れた責任を問われて、征虜将軍に降格された。420年（永初元年）、劉裕が帝位につくと、懐慎の爵位は侯に進んだ。平北将軍の号を受けた。五兵尚書として召還され、散騎常侍・光禄大夫の位を加えられた。423年（景平元年）、護軍将軍の号を受けた。424年（景平2年）、死去した。享年は61。撫軍の位を追贈された。諡は粛侯といった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「劉懐慎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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