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『加々見山旧錦絵』(かがみやまこきょうのにしきえ)とは、義太夫節および人形浄瑠璃の演目のひとつ。天明2年(1782年)1月、江戸外記座にて初演。全十一段(ただし実際には九段目まで)、容楊黛の作。この40年ほど前に加賀藩で起きた加賀騒動を題材としたもの。「局岩藤/中老尾上」(つぼねいわふじ/ちゅうろうおのえ)の角書きが付く。ただし現行の文楽では、『加賀見山旧錦絵』の外題で上演されている。 == あらすじ == === 初段 === (鹿狩の段)関東管領足利持氏が家臣や家来を引き連れ、相州金沢のあたりで狩をしていたところ、足軽の源蔵がわざと獲物の鹿を逃がしたことに一旦は不興を覚えるが、源蔵が理非を通して申し開きをするのに感心する。そこに京都の将軍家執事の細川頼之が訪れる。頼之は先年滅んだ赤松満祐の残党が各地に隠れ住み、事を起こそうという噂があるのでそれに気をつけるよう持氏に言い、さらに持氏の弟縫之介には頼之の娘操姫と婚姻させるのがかねてからの約束であり、操姫はすでに持氏のもとにいるので速やかにこの婚儀を進めるようにと述べた。持氏は婚儀と赤松の残党詮議について頼之に約束し、自らの館へと帰る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「加々見山旧錦絵」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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