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加古川飛行場 : ミニ英和和英辞書
加古川飛行場[かこがわひこうじょう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [か]
 【名詞】 1. addition 2. increase 
: [ふる]
 【名詞】 1. used 2. secondhand
古川 : [ふるかわ]
 【名詞】 1. old river 
: [かわ]
 【名詞】 1. river 2. stream 
: [ひ]
 (n) (abbr) rook (shogi)
飛行 : [ひこう]
  1. (n,vs) aviation 
飛行場 : [ひこうじょう]
 Aerodrome, airport
: [くだり, ぎょう]
 【名詞】 1. (1) line 2. row 3. (2) verse 
: [ば]
 【名詞】 1. place 2. field (physics) 

加古川飛行場 : ウィキペディア日本語版
加古川飛行場[かこがわひこうじょう]
加古川飛行場(かこがわひこうじょう)は、兵庫県加古川市尾上町(かつての加古郡尾上村)に存在していた旧日本陸軍飛行場である。通称、尾上飛行場(おのえひこうじょう)、三角飛行場(さんかくひこうじょう)。
== 概要 ==
1937年昭和12年)に日本陸軍により、主に戦闘機による関西地区防空および少年飛行兵訓練の拠点として、加古川河口東側付近の尾上村(現:加古川市尾上町)に開設され〔産経新聞 平成19年8月11日 朝刊20面記事より。〕、村の面積の1/4を占めた。その所在地から「尾上飛行場」とも呼ばれ、また3本の舗装滑走路が三角に交わる特徴的な構造から「三角飛行場」とも呼ばれた。
飛行第13戦隊、飛行第246戦隊,第1教育隊が展開し九七式戦闘機などが運用され、航空分廠なども設置されるなど大規模な基地であった。太平洋戦争末期の1944年(昭和19年)10月頃からは、各地の陸軍基地から鹿児島県知覧町の特攻基地に向かう戦闘機の集結・燃料補給拠点として機能し、また当基地からも数次の特攻隊(第76, 213, 214振武隊=しんぶたい)が出撃した〔読売新聞 平成19年8月15日 朝刊23面記事より。〕。
滑走路1950年代半ばまで存在し、藤田航空による小型機の遊覧飛行に利用されたり、自衛隊トラック運転の訓練所として利用するため一時駐屯したこともある。跡地は現在、オーミケンシの加古川工場や商業地ナフコLAMUしまむらなどが隣接しており、大型駐車場を構え、正式なショッピングセンターではないものの大規模な商業地域になっている。〕、住宅地になっており当時を忍ばせるものはほとんど現存していない〔神戸新聞 平成19年8月10日 朝刊27面記事より。〕。基地の面前にあった旅館「中村屋」は出撃前の隊員の慰安施設として利用されており隊員が残した遺書などとともに慰霊碑があったが旅館の取り壊しとともに近在の鶴林寺に移設された〔戦争の記し 特攻隊員の遺書 神戸新聞 Web版 2005/08/09〕。
同跡地に建てられている加古川市立尾上公民館では、毎年8月に市民グループにより「加古川飛行場展」が催され、当時の写真や航空資料、またここから飛び立った特攻隊員の遺書や手紙などを公開している〔 朝日新聞 Web版 2012/08/14〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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