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オーグメンテイション()は、紋章学において、君主から臣下に対する愛顧又は恩寵の証として、若しくは戦功をはじめとする功績等、何らかの賞賛すべき行為をした者に褒賞として主に君主から与えられる、紋章に対する変更又は追加のことである。同様に褒賞であったとしても、新たに紋章全体を与えられる場合はオーグメンテイションとは呼ばれない。また、もともと紋章を使用する権利のない者にとっては何ら意味をなさない。 日本語では、加増紋(かぞうもん)などと訳され〔、日本の家紋にも同様の考え方により修正されたものがある。西郷隆盛が明治天皇から臣下が使用することはまず許されない十六菊紋を家紋に加えることを許された例がある〔。 == 解説 == 冒頭にも述べたように、オーグメンテイションを加増する理由は2つある。1つは「ミア・グレイス (Mere grace) 」と呼ばれる愛顧・恩寵を示すためであり、もう1つは「メリット (Merit) 」と呼ばれる功績に報いるためである。いずれの場合もオーグメンテイションは一代限りではなく、臣下の者は君主より与えられた加増紋を子孫に受け継ぐことができ、それを家門の名誉としてきた。ただし、オーグメンテイションの方法は特に定まったものがなく、紋章の図を見てどれがオーグメンテイションで加増されたものなのか直ちには判別しにくいことがある〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オーグメンテイション」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Augmentation of honour 」があります。 スポンサード リンク
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