|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 加 : [か] 【名詞】 1. addition 2. increase ・ 木 : [き] 【名詞】 1. tree 2. wood 3. timber ・ 港 : [みなと] 【名詞】 1. harbour 2. harbor 3. port
加治木港(かじきこう)は、鹿児島県姶良市加治木町港町にある港である。鹿児島湾の奥部に位置し、鹿児島県中部の姶良郡方面への物資を取り扱っている。5,000 トン級の貨物船が着岸する岸壁のほかに、漁船やプレジャーボートなどの船溜があり、地元の錦海漁業協同組合の事務所がある。2010年現在、定期の旅客航路は就航していない。 == 輸送品目 == 取り扱っている貨物は、主に砂利やセメントなどの姶良郡方面で用いられる建設資材で、港の周辺にこれらを取り扱うセメントサイロなどが並んでいる。また菱刈鉱山から産出する金鉱石の搬出にも使われている。金鉱石は菱刈鉱山からトラックで搬入され、ここから船で愛媛県新居浜市の精錬工場へ送られている〔「菱刈鉱山、金産出量日本一へ 鹿児島(ねっとわーく)(福岡)」 朝日新聞1996年9月11日福岡版〕。 特殊で臨時の取扱物品として、種子島宇宙センターから打ち上げられる人工衛星がある。日本国内で製造された人工衛星や打ち上げ用のロケットは直接海路種子島の島間港に運ばれるが、国外で製造された人工衛星を打ち上げる際には航空機で搬入する。しかし種子島空港の滑走路は全長が2,000 mしかなく、人工衛星を搭載した大型輸送機が着陸できないため、鹿児島空港を利用してそこから鹿児島港か加治木港から海路で島間港へ運ぶという手順をとっている〔「[第5部]種子島、世界レベル挑む/空港改修=衛星空輸へ滑走路長く」南日本新聞2009年1月1日朝刊10面〕。 近年の貨物取扱量は、年間110万トン前後を推移している〔「企画[ふるさとリポート]隼人港新ふ頭、異例の着工延期/どうする環境調査、建設推進派に不安」南日本新聞2000年3月24日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「加治木港」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|