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数学、とくに抽象代数学における加法単位元(かほうたんいげん、)は、加法を演算として備える集合において、ほかのどのような元 ''x'' に加えても ''x'' が変化しない特別の元である。最もよく馴染みのある加法単位元のひとつとしては初等数学で扱う数の 0 が挙げられるが、加法単位元の概念はもっと多くの、加法が定義される数学的構造(たとえば加法群や環)に対して定義されるものである。環などにおける加法単位元はしばしば零元と呼ばれる。 == 初等的な例 == 初等数学における加法単位元の例は数の 0 である。たとえば : 5 + 0 = 5 = 0 + 5 が成り立つ。(0 を含む)自然数全体の成す集合 N やそれを包含する任意の集合(たとえば整数全体の成す集合 Z や有理数全体の成す集合 Q あるいは実数全体の成す集合 R および複素数全体の成す集合 C など)で、加法単位元は数 0 である。つまり、これらのいずれの種類の数 ''n'' に対しても : ''n'' + 0 = ''n'' = 0 + ''n'' が成立する。N,Z,Q,R,C の加法については 0 のほかに加法単位元は存在しない。一般に単位元はただ一つだけ存在する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「加法単位元」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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