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vulcanization accelerator =========================== ・ 加 : [か] 【名詞】 1. addition 2. increase ・ 加硫 : [かりゅう] (n,vs) vulcanizing (rubber) ・ 剤 : [ざい] 1. (n-suf) medicine 2. drug 3. dose
加硫(かりゅう)とは、架橋反応の一種で、ゴム系の原材料(生ゴムなど)を加工する際に、弾性限界を大きくするために、硫黄などを加える行程のことである。 1839年、アメリカの発明家チャールズ・グッドイヤー(C.Goodyear)により発見され、1843年にイギリスの発明家トーマス・ハンコック(T.Hancock)により、反応の仕組みが解明された。 == 反応 == 材料の分子内にある多重結合部に反応し、加えられた硫黄を媒介とした分子間結合が、新たに作り出される。この反応により、材料の分子量は増大し、それに伴い、ゴムの弾性限界が飛躍的に増大する。 ただし、過剰な加硫を行うと、多重結合や分子間の流動性が失われ、弾性限界は小さくなる。この性質を利用した材料にエボナイトがある。 加硫剤としては、硫黄のほか過酸化物なども使用され、加える化学物質により、様々な特性を持つゴムを製造することができる。加硫剤の働きを促進させる加硫助剤には、無機系の酸化亜鉛や酸化マグネシウムなど、有機系のステアリン酸やアミン類などが使われる。加硫時間の短縮などの目的で、チアゾール系を中心とした加硫促進剤が添加されることもある。 また、電離放射線を照射することで架橋反応を起こし加硫と同様の効果を得る方法があり放射線加硫と呼ばれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「加硫」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Vulcanization 」があります。 スポンサード リンク
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