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江守 徹(えもり とおる、1944年1月25日 - )は、日本の俳優、ナレーター、劇作家、演出家、翻訳家。本名、加藤 徹夫(かとう てつお)。文学座代表。身長171cm、体重75kg。血液型はA型。芸名の由来は、フランスの演出家モリエールから。 == 来歴 == 東京都出身。出生前に父は戦死し、母・雪子の手で育てられる〔「人生に乾杯! 江守徹」『週刊朝日』2012年10月26日号〕。板橋区立志村第一中学校から東京都立北園高等学校へと進む。同校で美術部・演劇部を掛け持ち、同級生に吉田日出子、出崎統がいる。同高校卒業後、19歳で文学座に入る。映画好きの母の影響で、早くから俳優志望であったが、当時の東宝などの「ニューフェース」という言葉が嫌で、偶々杉村春子や宇野重吉など、それらと違う新劇俳優の道を知ったのが文学座へ入った理由。風貌と演技力が買われ、次第に頭角をあらわす。以後、テレビや舞台において俳優・演出・台本などをこなす実力派俳優となった。特に実践から培われたシェイクスピアの演劇論はかなり専門的で、大学での演劇論の出前講座を受け持ったほどである。他、海外の戯曲の翻訳も手がける。1991年には『魔笛』で初のオペラの演出を手掛けている。数多くの番組、映画予告編などでナレーションも行っている。 テレビにおいてはNHKのクイズ番組『連想ゲーム』で珍回答を毎週披露していた。2000年代以降はバラエティ番組への出演も多く、俳優・中尾彬とのコンビは有名である。中尾とは気の置けない仲であり、番組やコマーシャルで共演することも多い。時にバラエティ番組などで口論することもあるが、あくまでもネタであるか、2人の頑固な性格によるものである。以前『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングに出演した際に、「エモリン」と言われたことがある。2005年8月の『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』の深夜コーナーでKABA.ちゃんに人工呼吸で起こされたことがあった。また、文学座の重鎮的な存在であることから、濱田雅功が出る番組に登場する際には「文学座の偉いさん」などと呼ばれることがある(あるいは、テロップで強調されることがある)。 2007年2月末に軽度の脳梗塞で入院したが、翌月には「文学座設立70周年記念パーティー」に出席し、元気な姿を見せ「酒をやめました」と公言した。同年4月から仕事復帰している。一方で、以前からゲスト出演していた『踊る!さんま御殿!!』では、江守の変わらずの饒舌ぶりに明石家さんまから「江守さん、全快し過ぎでっせ!」と、突っ込まれていた。 2016年3月23日、加藤武(2015年逝去)の後を受けて文学座代表に就任した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「江守徹」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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