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cleptoparasitism =========================== ・ 労 : [ろう] 1. (n,vs) labor 2. labour 3. toil 4. trouble 5. striving 6. putting (someone) to work 7. thanking (someone for their efforts) 8. comforting ・ 労働 : [ろうどう] 1. (n,vs) manual labor 2. manual labour 3. toil 4. work ・ 働 : [どう] 【名詞】 1. work 2. labor 3. labour ・ 生 : [せい, なま] 1. (adj-na,n,adj-no) (1) draft (beer) 2. draught 3. (2) raw 4. unprocessed
労働寄生(ろうどうきせい、)は、生物における寄生のあり方の一つを指す言葉である。宿主の体から直接栄養を得るのではなく、宿主が餌として確保したものを餌として得るなど、宿主の労働を搾取する形の行動を取ることを指す。盗み寄生とも言う。 ==概説== 寄生は、一般にはたとえば回虫やシラミのように、特定の宿主の体内、あるいは体表にあってその体から栄養を得る生活を指す。これに対して、労働寄生というのは、宿主の体そのものでなく、宿主が必要な資源として獲得したものを奪うこと、あるいはそれを行って生活することである。 たとえばある動物が獲物を得てそれを食べる場合、まず獲物を捕獲する段階があり、それに次いで摂食が行われる。この二つの段階の間に割って入り、ある動物が捕獲したものを他の動物が取り上げて我がものとするものがあれば、このように呼ぶことができる。このような行動は人間社会における盗みに当たるから、盗み寄生と呼ばれる。英語の kleptoparasitism はギリシャ語の「盗む」を意味する語 (kleptein) と寄生性を合成した語である〔宮下編(2000)p.188〕。 なお、獲物の捕獲には失敗を伴うのが普通であり、盗まれて食えなかったのは失敗したのと同じと見ることもでき、そう見ると、盗み寄生は宿主に何らの負担もかけてはいないようにも見える。しかし、捕獲に至る行動にもそれなりのリスクとコストはあるはずで、したがって捕獲に至った獲物を奪われたのは、それに要したコストをも取られたと見ることもできる。この場合、宿主の被害は獲物そのものだけでなく、それに要したコスト、つまり捕獲のための労働を盗まれたと見ることができる。労働寄生の語はこれによる。 なお、このような例が寄生に当たるのかどうかは一見疑問であるが、昆虫などでは寄生と見なさざるを得ない例もあり、逆に寄生と言い難い例もあり、そのあたりには議論がある。また、類似あるいは共通する概念に社会寄生があるが、この項では区別しておく。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「労働寄生」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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