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肉食動物(にくしょくどうぶつ、)は、動物の体に起源する食物を主に摂取する動物である。類義語に捕食者()がある。 == 食物 == 「肉食動物」という語は誤解されやすいが、「肉食動物」とは、特に他の恒温動物(哺乳類・鳥類)を捕殺してその「肉」を摂食する動物ということではない。動物体あるいはそれに由来するものを食べる動物食性(zoophagous)のうち、生きている動物を食べる(carnivorous)動物のことを言う。より狭義には生きている動物を殺して食べる(predatory)動物(捕食者)をさす。 例えばモグラもアリクイもカワウソもペリカンも肉食動物に分類される。 食物連鎖では二次消費者以上の高次消費者となる。 草食動物の食べる植物質と比較して消化吸収の容易な肉や内臓、骨などを摂食するため、胃や腸等の消化器官自体の構造は単純であるが、食物に脂肪が多く含まれるので、胆汁の分泌などの脂肪の利用に必要な形質は発達している。栄養素の面からも、自分自身とよく似た生物を食べるのだから、比較的不足なく摂取できる。 肉食に偏っている場合、摂取栄養がタンパク質と脂肪に偏り、同じく三大栄養素のひとつである糖分の摂取が不足することになる。猫のような肉食動物は、糖新生の酵素活性が高く、タンパク質から分解されて得られた糖原性アミノ酸から糖新生を行って体内で必要な糖分を生成している〔https://www1.hills.co.jp/vetssite/practice/hfs/hfs046.shtml〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「肉食動物」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Carnivore 」があります。 スポンサード リンク
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