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勘当の鬼(かんどうのおに)は、12世紀後半(平安時代末-鎌倉時代初頭頃)の絵巻。作者未詳。松永家旧蔵品、現在は福岡市美術館に所蔵されている。重要文化財。 絵巻物の断簡であり「勘当の鬼」という呼称は、残存している詞書部分からのものである。紙本著色地獄草紙とされており、『地獄草紙』(東京国立博物館蔵)ならびに『辟邪絵』と詞書の筆者が同一人物ではないかと見られている〔奈良国立博物館 編『奈良国立博物館の名宝─一世紀の軌跡』奈良国立博物館 1997年 317-318頁〕。 ==内容== 天邪鬼が毘沙門天に仕えていたが勘当され忉利天を追放される。そこを、天竺で寺を同じく追放された僧侶と出会う。彼を肩に乗せて歩くと人々に浮遊して見え尊崇される。しかし、夜叉神に露見し鬼は僧を見捨て逃亡する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「勘当の鬼」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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