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勢揃坂(せいぞろいざか)は、東京都渋谷区にある坂である。渋谷区内に残る古道のひとつ〔。俗に源氏坂(げんじざか)とも呼ばれた〔。 == 概要 == 勢揃坂は、現在の住所で渋谷区神宮前二丁目の旧國學院大學幼児教育専門学校(現在は国学院高等学校第二記念館)とその向かいの龍巌寺のあいだを登って、熊野神社(青山熊野神社)前に至る坂道である〔東京ふる里文庫11 東京にふる里をつくる会編 『渋谷区の歴史』 名著出版 昭和53年9月30日発行 p221〕。勢揃坂は緩い勾配の坂で、渋谷区内に残る古道のひとつである〔渋谷区教育委員会 「勢揃坂」 神宮前二丁目2番〕。勢揃坂の西側には、1964年東京オリンピックの開催に合わせて整備された外苑西通り(キラー通り)が並走しており、現在の勢揃坂は交通の少ない裏通りとなっている。 この坂はかつて鎌倉道(鎌倉街道)の一部であったとの説もある古い坂道で、勢揃坂の名は後三年の役の際に奥州出陣する八幡太郎義家が永保3年(1083年)、ここで軍勢を揃えたとの言い伝えによる〔。このときに従軍した武士のなかには、桓武平氏良文の嫡流にあたり渋谷氏の祖でもある秩父十郎武綱がおり、参陣して手柄を立てたという伝説もある〔。 勢揃坂沿いには近衛歩兵第四連隊跡に建つ国学院高等学校のほか、龍巌寺(竜巌寺)や慈光寺といった寺院がある。また、坂の東側一帯は都営原宿アパートであるが、一説では現在の勢揃坂よりも二・三丁東南にあたる青山往還に出るあたりが元々の勢揃坂であったともいわれる〔「勢揃坂」 石川悌二 『江戸東京坂道辞典コンパクト版』(新人物往来社) 平成15年9月20日発行〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「勢揃坂」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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