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勢道政治(せいどうせいじ、)とは李氏朝鮮の後期の政治形態。「世道政治」とも。王の信任を得た人物あるいは集団が政権を独占的に担う状態を指す。もともとは「有能な人物が王を輔佐し世の中を教化する」という士林派の思想を基礎にしたものであるが、正祖以降は幼君が相次いだため外戚や寵臣が政権を壟断する状態に変質し、国政の私物化が進み李氏朝鮮の衰退を招いた。 == 概要 == === 洪国栄と貞純王后 === 外戚や寵臣が政権を壟断する「勢道政治」の草分けは正祖時代の洪国栄がである。洪国栄は、廃太子の子である正祖を王にした功績から都承旨の地位に就いたが政治、軍事に渡りあらゆる権限が彼に集中するようになった。また妹を正祖の側室にしたことで外戚の地位を手に入れた。妹が早世すると完豊君を妹の養子とし、外戚の地位を維持しようとした。彼は領議政をしのぐほどの権勢を誇ったが王妃暗殺未遂事件に関与した嫌疑で失脚した。 正祖没後は幼い純祖が王位に就いた。幼君の登場は外戚の権力の伸張を招いた。当初を英祖の王妃で純祖の嫡祖母の貞純大王大王妃金氏が垂簾聴政を行った。金氏は正祖在位時代から保守派の中心人物であり、多くの取り巻きがいた。彼女の垂簾聴政の時期には保守派が権力の分け前にあずかることに成功した。また貞純大王大王妃の垂簾聴政は短期間であったが、これをきっかけに彼女の出身の安東金氏が外戚として台頭していくことになる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「勢道政治」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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