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化学物質の和名 : ミニ英和和英辞書
化学物質の和名[かがくぶっしつのわみょう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [か]
 (suf) action of making something
化学物質 : [かがくぶっしつ]
 【名詞】 1. chemical substances 2. chemicals
: [がく]
 【名詞】 1. learning 2. scholarship 3. erudition 4. knowledge 
: [もの]
 【名詞】 1. thing 2. object 
物質 : [ぶっしつ]
 【名詞】 1. material 2. substance 
: [しつ, たち]
 【名詞】 1. quality 2. nature (of person)
: [わ]
 【名詞】 1. (1) sum 2. (2) harmony 3. peace 
和名 : [わめい]
 (n) Japanese name (often of plants and animals, and written in kana)
: [な]
 【名詞】 1. name 2. reputation 

化学物質の和名 : ウィキペディア日本語版
化学物質の和名[かがくぶっしつのわみょう]
今日では、新しく化学物質の和名をつける場合、学術的には化学構造に基づいてIUPAC命名法に従って英語名を与え、これを日本化学会化合物命名小委員会が制定する命名規則〔日本化学会標準化専門委員会 化合物命名小委員会 編『化合物命名法 補訂7版』, 日本化学会, 2000.〕にしたがって日本語に字訳する。ただし、IUPAC名は長く複雑で、一般には分かりにくいため、研究者や企業が自由に命名した名称が一般に通用することも多い。
一方、IUPAC命名法が広まる以前には、化学物質には多様な和名が使われており、一部は現在でも普通に使われている。IUPAC以前の化学物質の和名も大部分は外国語に由来するが、命名方法としては、原語をそのまま利用したもの、原語の意味を翻訳したもの、原語を音や綴りを字訳したものなど、多様な方法がとられている。
無機化合物は古来から顔料漢方薬として使われていたため、「鉛丹」や「甘汞」などのように、中国などから伝来した際の漢名をそのまま、あるいは多少変更して和名とされたものも多い。
日本で考案された和名としては、江戸時代後期の蘭学者宇田川榕菴による「水素」「酸素」などが知られる。これらは原語の意味から翻訳したものである。
明治以降では、外国語名を音写して漢字名称としたものが多く用いられた。これらの多くは現在では使用されていないが、「硫酸安母紐謨」(硫酸アンモニウム)を省略した「硫安」などは現在でもよく使われている。
== 例 ==
実際には純物質を示していない場合がある。外国語名の当て字を含む。

宇田川榕菴による翻訳語例
水素、ホウ素(蓬素)、炭素、窒素、酸素、フッ素(弗耳乙)、ナトリウム(曹達・ソーダ)、マグネシウム(苦土・クド)、アルミニウム(礬土・バンド)、ケイ素(珪土)、燐、硫黄、塩素、カリウム(加里・カリ)、カルシウム(加爾基・カルキ)、マンガン(満俺)、鉄(銕)、コバルト(箇抜爾多)、銅、亜鉛、ヒ素(砒素)、ストロンチウム(斯多侖知安土)、銀、錫、アンチモン(安質没尼)、バリウム(重土)、白金、金(黄金)、水銀、鉛、ビスマス(蒼鉛)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「化学物質の和名」の詳細全文を読む




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