|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 北 : [きた, ほく] (n) north ・ 仲 : [なか] 【名詞】 1. relation 2. relationship ・ 地 : [ち] 1. (n,n-suf) earth ・ 地区 : [ちく] 【名詞】 1. district 2. section 3. sector ・ 区 : [く] 【名詞】 1. ward 2. district 3. section
北仲通地区(きたなかどおりちく)は、神奈川県横浜市中区で計画されている再開発地区の名称。都市計画道路「栄本町線」を境に、北地区と南地区に分けられている。住所としては北地区が北仲通五丁目・六丁目、海岸通五丁目にまたがっており、南地区は本町六丁目にあたる。 == 概要 == 当再開発地区はみなとみらい線の馬車道駅に近く、みなとみらい地区とも対岸に隣接(新港地区とは万国橋、中央地区・桜木町駅方面とは北仲橋で接続、なお新たな歩行者ネットワークとして桜木町駅から北仲通周辺まで人道橋で接続することも検討されている〔横浜市 桜木町駅から北仲通周辺へ人道橋 (建通新聞<電子版> 2015年2月6日神奈川)〕)するなど、ロケーションは比較的良い。また、みなとみらい地区と関内地区の結節点にもなっている〔北仲通北再開発等促進地区地区計画 (横浜市都市整備局)〕。2002年に完了した都市計画道路「栄本町線」の整備に合わせて北側と南側で再開発が進められており〔〔北仲通南地区再開発地区計画 (横浜市都市整備局)〕、2012年1月には「横浜都心・臨海地域」の一部として、政令による「特定都市再生緊急整備地域」に指定されている〔横浜市の都市再生の取組について (横浜市都市整備局)〕。 北地区は大正末期から昭和初期にかけて建造された古い建物が多く、再開発にあたって歴史的建造物の保存・有効活用も含めた解体・整備工事が進行している(詳細は後述)。外観に施された縦のレンガ柱が特徴的な通称「北仲BRICK」(旧帝蚕倉庫事務所、横浜生糸検査所付属倉庫事務所として大正15年(1926年)建築)と現在は解体されているが白の外観が特徴的であった通称「北仲WHITE」(旧帝蚕ビルディング、昭和3年(1928年)建築)では、再開発着工前の2005年から1年半ほど50組のアーティスト等が入居し、様々な創作活動を行なっていた〔加速する横浜のクリエイティブ・コア「北仲BRICK・北仲WHITE」始動 (ヨコハマ経済新聞 2005年7月8日)〕〔北仲BRICK & 北仲WHITE (東京アートビート TAB)〕。なお、旧帝蚕倉庫事務所は歴史的建造物として現状保存が決定しており、解体後に外壁などが復元される旧帝蚕倉庫と共に、横浜の創造的産業・文化などに関してアジア的視点で交流・情報発信を目指す拠点「アジアデザインマネージメントセンター(仮称)」として活用していく予定である〔。この他、再開発が本格化するまでの暫定施設として、多目的フットサルコートの「キャプテン翼スタジアム」が開設されていた〔多目的フットサルコート キャプテン翼スタジアム 公式サイト (営業終了)〕〔2010年6月5日オープン、2013年1月31日営業終了。なお、2014年2月には代替施設が新山下にオープンしている(キャプテン翼スタジアム横浜元町 )。〕。 一方、南地区では第二工区開発予定地(現在は駐車場)において、横浜市による市庁舎(横浜市役所)の移転計画が進められており、市庁舎の移転に際しては「完全移転案」と現庁舎地の活用も含めた「分庁案」の二案で検討が進められていたが、現在では当地への完全移転とする方針が固められている〔財政難なのに移転!? 新市庁舎を建設する理由とは? (はまれぽ.com 2013年3月7日)〕。横浜市が2014年1月に「市議会新市庁舎に関する調査特別委員会」に報告した計画方針によれば、設計・施工一括(DB)方式を採用することで工期を短縮し、2017年度の着工、2019年度(2020年1月頃〔新市庁舎679億円で契約へ 横浜市、竹中・西松JVと (神奈川新聞:カナロコ 2015年12月5日)〕)の竣工を目指すとしている(詳細は後述)。また、当地においても再開発が本格化する前の敷地を利用して、太陽光発電を用いたエアドーム式植物工場「グランパ横浜農場」を2014年1月7日〜同年10月31日までの期間限定で開設〔ドームハウス農場や栽培している野菜について学ぶことができるセミナーハウスを併設しており、開園期間中には一般の見学(入場無料/10:00〜16:00/火曜休園)も受け付けていた(間近で見ることはできるが、ドーム内への立ち入りは不可)。〕〔グランパ横浜農場 (株式会社グランパ )〕〔馬車道にドーム型植物工場「グランパ横浜農場」が期間限定オープン (東急沿線情報サイト「とくらく」 2014年1月15日)〕〔馬車道の新市庁舎予定地にドーム型植物工場「グランパ横浜農場」-期間限定 (ヨコハマ経済新聞 2013年12月24日)〕〔【神奈川発 元気印】グランパ ドーム形野菜工場で農業復活に貢献 (SankeiBiz 2014年4月24日)〕。さらに同年7月19日〜11月3日には、東アジア文化都市2014横浜における砂像(砂の彫刻)展示イベント「ヨコハマ砂の彫刻展」が当地の空きスペースを利用して開催されていた(詳細は後述)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北仲通地区」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|