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北条 氏重(ほうじょう うじしげ)は、江戸時代前期の大名。下総岩富藩2代藩主、下野富田藩主、遠江久野藩主、下総関宿藩主、駿河田中藩主、遠江掛川藩主。 保科正直の四男。母の多却は徳川家康の異父妹。大岡忠相の外祖父にあたる。 慶長16年(1611年)、後北条氏の一門で北条綱成の孫・氏勝の養子となり、下総岩富1万石を継ぐ。その後、下野富田に転封された。慶長19年(1614年)、大坂冬の陣では榊原康勝に属し、岡崎城の守備にあたる。その後、伏見城番を務め、遠江久野に転封され、下総関宿で2万石加増され、駿河田中の5000石加増を経て、最終的に掛川3万石を領するが、5人の子がすべて女子であったため、その死後は嗣子なく改易となった。その後は、義兄の繁広(氏勝の実弟でその養子となっていた)の家系が旗本として存続した。 == 関連作品 == *宮本昌孝『青嵐の馬』(家康と多却の間の隠し子という設定で描かれている) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北条氏重」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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