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北条 霞亭(ほうじょう かてい、安永9年9月5日(1780年10月2日) - 文政6年8月17日(1823年9月21日))は、江戸時代の漢学者。志摩的矢出身。名は譲。字は子譲、士譲、景陽、通称は譲四郎。霞亭の他に天放生の号を用いた。 儒医北条道有の長男として誕生したが、家督を弟に譲って各地を遊学し、皆川淇園・広岡文台に師事したり、亀田鵬斎の塾に寄寓するなどして知識を深めた。文化5年(1808年)には的矢に帰郷し、隣国伊勢にある林崎書院で講義をした。 文化10年(1813年)に菅茶山の門人となり、その私塾の監督を委任され、やがて茶山の姪敬を娶った。文政2年(1819年)には備後福山藩に招聘され、藩校弘道館で講釈に励んだ。翌年には江戸に移り定住することとなったが、この頃から病気がちとなり文政6年(1823年)に没した。墓所は巣鴨の真性寺にあり、墓碑は頼山陽が記した〔磯部郷土史刊行会 編(1963):268ページ〕。 鼻梁が高く眼光の鋭い面貌で、狷介で頑固一徹な人となりであったという。 ==伝記== *森鴎外 『北条霞亭』 (新版、「鴎外歴史文学集 第10.11巻」、小川康子・興膳宏による詳細な注釈で、岩波書店) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北条霞亭」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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