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北沢大石棒(きたざわだいせきぼう)は、長野県南佐久郡佐久穂町を流れる北沢川から出土し〔『佐久町誌 歴史編 一』145ページ「大正未年北沢川の改修工事により発見された石棒は、高見沢伊重氏が貴重なものとおもい自分の田圃の畦に立てて守ってくださったおかげで現在に至るまで保存されたのである。」〕、同町高野町上北沢1433に保存されている石棒〔八十二文化財団「信州の文化財 」より(2015年9月7日閲覧)。〕。北沢の大石棒、北沢川(の)大石棒ともいう。 縄文時代中期後半に、当地から産出した佐久石(志賀溶結凝灰岩)を用いて作られたもので、全長2.23メートル、直径25センチメートル、この種の遺物としては日本一の大きさである〔佐久浅間農業協同組合「郷土探訪 」より(2015年9月7日閲覧)。〕。佐久穂町指定文化財(有形文化財)に指定されており、番号11・石棒という名称で登録されている〔佐久穂町「佐久穂町指定文化財一覧表 」より(2015年9月7日閲覧)。〕。 == 沿革 == * 縄文時代中期後半 - 石棒が製作される〔。 * 1919年(大正8年) - 北沢川改修工事により出土。貴重なものと考えた高見沢伊重が、自分の田の畦に立て、保護したと伝えられる1982年(昭和57年) - 町の文化財に指定するため、一旦掘り出し、補強工事が行われた。その際に大きさの測定と、地中部分の実見が行われた〔『佐久町誌 歴史編 一』196ページ〕。 * 1984年(昭和59年)5月28日 - 町指定文化財に指定〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北沢大石棒」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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