|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 北 : [きた, ほく] (n) north ・ 北海 : [ほっかい] 【名詞】 1. northern sea 2. North Sea ・ 北海道 : [ほっかいどう] 【名詞】 1. northernmost of four main islands of Japan ・ 海道 : [かいどう] 【名詞】 1. sea route ・ 気 : [げ, き] 1. (suf) (uk) seeming 2. giving the appearance of 3. giving one the feeling of ・ 気候 : [きこう] 【名詞】 1. climate ・ 候 : [そうろう] (n) classical verbal ending equivalent to colloquial -masu
北海道の気候(ほっかいどうのきこう)としてこの項目では北海道の気候の特徴を解説する。 == 全般的な特徴 == 西岸海洋性気候や温暖湿潤気候が見られる道南の一部沿岸地域を除くと、ほぼ全域が亜寒帯湿潤気候である。夏と冬の温度差が大きく冬の積雪は根雪となる。道内全域が豪雪地帯、一部地域は特別豪雪地帯になっている。道北、道東は寒さが非常に厳しく、沿岸部を除くほぼ全域で最寒月の平均気温が-8度以下となり、零下30度以下まで下がることが多い。そのため道内近辺で使用される自動車等は寒冷地仕様でなければならない。 地域により日本海型(オホーツク型・東北北海道型)・東日本型(東部北海道型)に属する。 * 日本海型(オホーツク型) - オホーツク海側 * 日本海型(東北・北海道型) - 日本海側・太平洋側西部 * 東日本型(東部北海道型) - 太平洋側東部 気温は夏冬とも一般に日本海側で高く、オホーツク海・太平洋側で低い。 # 日本海側・太平洋側西部の地域は、月平均気温が0度以下となるのは1、2月で、冬の降雪のためこの時期の降水量は多くなる。最多降水月は9月である。 # 太平洋側東部の地域は8・9月が最多雨月で、冬季は乾燥する。 # オホーツク海側の地域は月平均気温は12月から翌3月まで0度以下で、降水量は8・9月に多くなるが、年降水量は少ない。 # 太平洋側沿岸部では夏には霧が発生し、夏でも気温が25度を超えることが少なく、30度を超えることは極めて稀である。 # 内陸の盆地部は気温の年較差が大きく冬季には零下30度以下になるなど記録的な低温を示すことも多い。特に、名寄盆地、上川盆地、雨竜川周辺などは最も寒さが厳しく、零下40度以下の気温が観測されている日本の寒極である。 # 道南の沿岸地域は道内では最も温暖で、東北地方と似通った気候であり、植生も類似している。 # 札幌などの都市部では、都市化などの影響により冬季の気温が急激に上昇している。 北海道地方には梅雨がないとされ、気象庁でも北海道の梅雨入りは発表されていないが、梅雨前線が北海道にかかり、2週間ほどぐずついた天気になることがある。これを蝦夷梅雨という。 また、台風の襲来も少ない。台風として上陸するのではなく、温帯低気圧となってから上陸することが多い。ただし、温帯低気圧は台風と異なり、温度差がエネルギーのため、台風に持っていた温かい空気と北海道以北の冷たい空気との温度差が大きくなるため、発達し、道内に被害を与えることがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北海道の気候」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|