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7350形は、かつて日本国有鉄道の前身である鉄道院、鉄道省に在籍したテンダ式蒸気機関車である。 == 概要 == 元は、北海道官設鉄道がアメリカのロジャーズ・ロコモティブ・ワークスから1902年(明治35年)に6両(製造番号5703 - 5708)を輸入した、車軸配置2-6-0(1C)単式2気筒の飽和式機関車である。1905年の北海道官設鉄道の国有鉄道への編入にともなって、国有鉄道籍を得たものである。北海道官設鉄道時代はB4形(17 - 22)と称したが、官設鉄道(鉄道作業局)編入後はEe形と称した。1909年(明治42年)の鉄道院の車両形式称号規程制定にともなって、7350形(7350 - 7355)と改番された。 形態的には典型的アメリカ古典機スタイルである。ボイラーはワゴントップ式で第1缶胴上に砂箱、第2缶胴上に蒸気ドームが設置されている。炭水車の台車は3軸片ボギー式で、ボギー台車は釣合梁式である。 北海道官設鉄道では旭川に配置され、官設鉄道編入後は中湧別、落合、下富良野に移動した。晩年は入換用となり、全車が手宮で使用されていた。廃車は1937年(昭和12年)12月で、全車が解体された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国鉄7350形蒸気機関車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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