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道南いさりび鉄道株式会社(どうなんいさりびてつどう、)は、北海道函館市に本社を置く、第三セクター方式の鉄道事業者(第三セクター鉄道)である。 == 概要 == 2016年(平成28年)3月26日の北海道新幹線の新青森駅 - 新函館北斗駅間の開業時に〔〔〔、並行在来線として北海道旅客鉄道(JR北海道)から経営分離される江差線の運営を担う鉄道事業者である〔。北海道や沿線の地方自治体(函館市、北斗市、上磯郡木古内町)等の出資により、2014年(平成26年)8月1日に「北海道道南地域並行在来線準備株式会社」(ほっかいどうどうなんちいきへいこうざいらいせんじゅんび)として設立された〔。当初は同年5月に設立する予定であったが〔、JR北海道の度重なる不祥事により、安全運行体制を整えるために設立スケジュールを見直したため、設立が延期となった〔。 2014年(平成26年)10月1日から11月23日にかけて社名の一般公募を実施〔。応募総数6,207件の中から選考した結果〔、同年12月24日に社名を「道南いさりび鉄道株式会社」とすることが発表され〔〔、2015年(平成27年)1月1日から同社名に改称した。 社名は沿線で見られるイカ釣り漁船の幻想的な漁火(いさりび)が由来となっており、「海や風、星といったキーワードを含んだ名称が多数寄せられ、この地域を表すワードで最も強い推薦があった『いさりび』に集約された」ことが選定理由とされている〔〔。 2015年(平成27年)3月22日には会社ロゴマークが決定し、正式発表された。コンセプトは「海沿いを走る列車の車窓に広がる、津軽海峡と函館を望む雄大な景色」をモチーフに、「青い海」と、社名のシンボルである「いさりび」を表現しており、鉄道が「ひと」をつなぎ、地域とともに力強く未来へ伸びていくという思いが込められている〔〔〔。 北海道において、第三セクター方式で設立された、第三セクター鉄道としては、ふるさと銀河線(旧国鉄特定地方交通線の池北線)を運営していた、北海道ちほく高原鉄道が2006年4月に廃止されて以来10年ぶりとなる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「道南いさりび鉄道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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