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北琉球語群 : ミニ英和和英辞書
北琉球語群[きたりゅうきゅうごぐん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [きた, ほく]
 (n) north
: [たま, きゅう]
 【名詞】 1. globe 2. sphere 3. ball
: [ご]
  1. (n,n-suf) language 2. word 

北琉球語群 ( リダイレクト:北琉球方言 ) : ウィキペディア日本語版
北琉球方言[ぐん]

北琉球方言(きたりゅうきゅうほうげん)または奄美・沖縄方言(あまみおきなわほうげん)は、奄美群島沖縄諸島で話される琉球語方言の総称。琉球語の下位区分として南琉球方言と対をなす。北琉球方言の下位に位置する各方言を「言語」とみなす立場からは、日本語族琉球語派北琉球語群(きたりゅうきゅうごぐん)あるいは奄美・沖縄語群(あまみおきなわごぐん)と呼ぶ。下位区分は議論中であり〔狩俣繁久(2000)「」日本東洋文化論集 no.6 p.43 -69〕確定していない。
==下位言語の系統==
北琉球方言(奄美・沖縄方言)の下位区分は、かつては奄美方言と沖縄方言に二分する説〔外間守善1977「沖縄の言語とその歴史」(『岩波講座 日本語11方言』岩波書店)〕が有力で、さらにそれぞれを南北に二分する区分もあった。一方、上村幸雄〔上村幸雄1972「琉球方言入門」(『言語生活』三省堂雷店)〕、狩俣繁久〔らは沖永良部島から沖縄北部までを一つのグループと見る三区分説を唱えた。狩俣は徳之島と沖永良部島の間の方言境界は沖縄北部と沖縄南部の間よりも大きいとしており、エスノローグではこの徳之島・沖永良部間を境界にして南北に二分している。
中本正智による分類〔飯豊毅一・日野資純・佐藤亮一編『講座方言学 10 沖縄・奄美の方言』国書刊行会、1984年、5頁。〕〔中本正智1976『琉球方言音韻の研究』法政大学出版局、73頁。〕
*琉球方言
 *北琉球方言
  *奄美方言
   *北奄美方言…奄美大島北部奄美大島南部徳之島喜界島北部
   *南奄美方言…喜界島南部・沖永良部島与論島
  *沖縄方言
   *北沖縄方言…沖縄本島北部・伊江島、沖縄本島東部津堅島・久高島
   *南沖縄方言…沖縄本島中南部・久米島・慶良間諸島・粟国島、沖縄北部伊平屋島・伊是名島
狩俣(2000)〔等による系統分類。ユネスコ危機に瀕する言語もこの分類に従っている。
*日本語族
 *日本語(日本語派)
 *琉球語(琉球語派)
  *北琉球方言(北琉球語群/奄美沖縄方言群)
   *奄美方言(奄美語/奄美徳之島諸方言)
    *奄美大島北部方言
    *奄美大島南部方言
    *徳之島方言
    *喜界島方言
   *沖永良部与論沖縄北部諸方言(国頭語)
    *沖縄北部方言
    *与論島方言
    *沖永良部島方言
   *沖縄方言(沖縄語/沖縄中南部諸方言)
エスノローグの分類
*日本語族(Japonic)
 *琉球語派(Ryukyuan)
  *奄美・沖縄語群(Amami-Okinawan)
   *北部奄美・沖縄語群(Northern Amami-Okinawan)
    *北奄美大島語(Northern Amami-Oshima)
    *南奄美大島語(Southern Amami-Oshima)
    *徳之島語(Toku-No-Shima)
    *喜界語(Kikai)
   *南部奄美・沖縄語群(Southern Amami-Okinawan)
    *沖永良部語(Okinoerabu)
    *与論語(Yoron)
    *国頭語(Kunigami)
    *沖縄語(Okinawan, Central)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「北琉球方言」の詳細全文を読む




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