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北里氏(きたざとし)は肥後国小国郷北里に依拠した中世から続く小土豪、地侍の一族。清和源氏二代源満仲の次男源頼親を始祖と自称した。鎌倉時代に源頼親の子孫が北里に下って永住したと伝承されている。 南北朝時代肥後桜尾城に拠って阿蘇氏に仕え、戦国時代後期には大友氏に属した。江戸時代になって北里惟経が加藤清正に250石で召し出され、寛永10年(1633年)小国郷の惣庄屋に任命された。加藤氏改易後は移封してきた細川氏に臣従し、加藤氏時代から11代にわたって北里伝兵衛を称し惣庄屋を世襲した。 細菌研究で有名な北里柴三郎は惣庄屋家の支流に当たる。北里氏一族の棟梁である惣庄屋家の気位は高く、柴三郎が男爵に列せられて帰郷した際、「あんたも私達ぐらいになったつな?(あなたも私達に匹敵する位、お金持ちになって地位も上がったのか?)」と、惣庄屋家筋の者から嫉妬と羨望を込めて尋ねられたという逸話が残っている。 北里氏一族は熊本県阿蘇郡小国町を中心に繁栄し、地方議員・自治体首長・弁護士・医師等を輩出して、現在も地域の指導的役割を担っている。 == 系図 == 源満仲 - 源頼親 ・・・ 北里妙義 - 定義 - 満義 ・・・ 永義 - 正義 - 重義 ・・・ 惟経(伝兵衛) 支族に綿貫氏、松岡氏、禿氏等がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北里氏」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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