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北関東自動車道(きたかんとうじどうしゃどう、)は、群馬県高崎市の高崎JCTから栃木県の東北自動車道を経由し、茨城県ひたちなか市のひたちなかIC(東水戸道路)へ至る高速道路(高規格幹線道路)である。 略称は北関東道(きたかんとうどう、KITA-KANTO EXPWY)、北関東自動車道建設促進期成同盟会が公募で決めた愛称は北関(きたかん)。群馬県前橋市、栃木県宇都宮市、茨城県水戸市と、利根川以北に当たる北関東3県の県庁所在地を通過している。 == 概要 == 国土開発幹線自動車道としての北関東自動車道は以下のとおりとされている。 高速自動車国道としての北関東自動車道は下記のとおりとされている。 関越自動車道と東北縦貫自動車道(東北自動車道)、常磐自動車道を結び、北関東の東西軸の強化を目的としている。 水戸南ICからひたちなかICまでの区間は、高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路で一般有料道路の東水戸道路である。また、高規格幹線道路の北関東自動車道の終点であるひたちなかICから先は、地域高規格道路の水戸外環状道路が那珂市まで指定されており常陸那珂有料道路が常陸那珂港ICまで開通している。 以下では、東日本高速道路管理の高速自動車国道の道路名としての北関東自動車道について述べる。 国道50号の混雑緩和と代替補完ならびに所要時間短縮の目的を担い、同国道に概ね併走するルートで建設されたが、北関東3県庁所在地を直結する機能を担う目的から、真岡市~佐野市間は国道50号から北部寄りに大きく外れたルートを採り、宇都宮市南部を通過し都賀地域で東北道に接続する。 水戸方面と高崎方面を行き来する場合は岩舟JCT⇔栃木都賀JCTで東北自動車道を一旦通過する。ほかに関越自動車道、常磐自動車道、東関東自動車道の3路線と接続している。宇都宮⇔水戸は2008年12月20日に全線開通、宇都宮⇔高崎間は2011年3月19日に全線開通した〔北関東自動車道が全線開通! 太田桐生インターチェンジ〜佐野田沼インターチェンジ間が平成23年3月19日に開通します NEXCO東日本 プレスリリース 2010年11月25日発表〕。 主な建設目的は、(1)国道50号の混雑緩和、(2)関東地方北部の東西連絡道路としての機能、(3)沿線の工業を初めとした産業の発展、(4)首都・東京で重大災害が発生した時の「迂回路」としての機能、の4点である。 全区間開通時から片側2車線で最高速度は100km/hである。なお、全線が法定速度 (100km/h) となっている高速自動車国道として、他に伊勢湾岸自動車道がある。 高崎JCT⇔太田桐生ICと栃木都賀JCT⇔真岡ICは、田園地帯を通過するなだらかな区間である。一方、太田桐生IC⇔岩舟JCTと真岡IC⇔桜川筑西ICは、丘陵地帯を通過するため勾配やトンネルが多い。 北関東道は群馬から栃木を経由して茨城へ至る道路の特性上、上下線との表現ではなく、西行、東行での表現となっている 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北関東自動車道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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