|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 北 : [きた, ほく] (n) north ・ 北陸 : [ほくりく] 【名詞】 1. region west of Tokyo on Japan Sea side of Japan ・ 陸 : [りく, ろく] (adj-na,n) six (used in legal documents) ・ 鉄 : [てつ] 【名詞】 1. iron ・ 鉄道 : [てつどう] 【名詞】 1. railroad ・ 系 : [けい] 1. (n,n-suf) (1) system 2. lineage 3. group 4. (2) type of person 5. (3) environment 6. (4) medical department (suf) ・ 電車 : [でんしゃ] 【名詞】 1. electric train ・ 車 : [くるま] 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel
北陸鉄道7000系電車(ほくりくてつどう7000けいでんしゃ)は、北陸鉄道(北鉄)に在籍する通勤形電車。東急7000系(初代)を1990年(平成2年)に譲り受けたもので、石川線で運用されている。 種車の違いに起因する外観上の相違や冷房装置の有無によって7000形・7100形・7200形の3形式に区分されており、2両編成5本の計10両が在籍している。 ==概要== 老朽化が進行した石川線の雑多な旧型車を置き換えるため、1990年(平成2年)7月に導入されたもので、全車日立製作所製の電装品を搭載した車両から改造している〔東急7000系には北鉄入りした日立製の電装品を搭載する車両・東洋電機製造製の電装品を搭載した車両が存在し、両者ではその仕様が全く異なっていた。〕。本系列導入と同時にワンマン運転の開始が予定されていたため、当初よりワンマン関連機器を搭載した状態で北鉄入りしている。 電装品については石川線の架線電圧が直流600Vであるため大幅に変更され、特に床下機器に関しては原形を全く留めていないといっていい。元は全電動車編成であったが、パンタグラフを搭載する偶数車を電動車とし、奇数車は電装解除・制御車化されている。 制御器はJR東日本103系のCS20A、主電動機は西武701系の日立製作所製HS836Frb (MT54)、電動発電機(MG)は南海電気鉄道より購入した東洋電機製造製TDK-366B、空気圧縮機(CP)は営団地下鉄(現・東京メトロ)より購入したA-1、主幹制御器(マスコン)は東急デハ3450形のMC1をそれぞれ搭載しており、同業各社からかき集めた廃車発生品の寄せ集めの体をなしている〔なお、主幹制御器の変更と電動機数の減少に伴い、主抵抗器のみは新製された。〕。 台車は元の車両の東急車輛製造製TS-701(パイオニアIII台車)のディスクブレーキが北陸地方の雪質と相性が悪いことから、電動車は西武701系の廃車発生品である住友金属工業製FS342に、制御車はJRの廃車発生品であるDT21Tにそれぞれ変更されている。 大きく手を加えられた床下機器とは対照的に、車体周りに関しては前述ワンマン関連機器を搭載した以外は目立った改造は施工されていない。ただし7000形以外の4編成8両に対しては冷房改造が施工され、北鉄初の冷房車となった。搭載された冷房装置は通常の屋上設置形でなく、バス用のものを応用した、床下に室外機を置いたものとなっており、能力は28,500kcal/hである。 正面床下に排雪器(スノープラウ)新設・連結器高さ変更〔東急在籍当時の800mmから北鉄従来車と同一の880mmに変更された。〕などが施工され、車体全周には北鉄のコーポレートカラーであるオレンジ色の帯が巻かれた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北陸鉄道7000系電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|